データで見る、US仕様の最新ゴルフ用品

テーラーメイド ボール TP5/TP5Xは飛ぶ!という宣伝は本当か。スリクソンと一緒に、試打してレビュー

試打クラブについて:
父親が観ていたゴルフ中継を仕方なく一緒に観ていた幼い頃、ゴルフのイメージは、ちょっとお腹の出たオジサン、ピリピリと神経質そうなオニーサン、学校の先生みたいな厳しい顔をしたオバサンなどが、普段着のままに、のそのそ芝生を歩き回りながら、ダラダラ時間を掛けて、ノロノロボールを転がして一喜一憂。決して、カッコイイとは言い難く、しかも走りもしないし汗もかかない、これをスポーツと呼ぶ大人の感覚は信じがたかった(うちの子供達は、今でもまだ、そ~思ってるけど)。


ゴルフ変遷やターゲット層に合わせて、各メーカーもきっと様々な商品戦略に取り組んできている事は間違いない。中でもテーラーメイドが取ってきた戦略はわかり易い。ちょっと前のRシリーズ、SLDR、RZB、エアロバーナー、そして昨年、今年のMシリースと、テーラーメイドとしては、飛距離や革新性をアピールしながら、よりスポーティ路線へ。同時に契約プロも現在世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンをはじめ、同2位のローリー・マキロイ、同4位ジェイソン・デイ、金メダリスト、ジャスティン・ローズ、メジャー制覇のセルジオ・ガルシアなどを筆頭イメージプロにして、よりアスリート路線へ。以前の中年太りプロからは想像ができない程、アスリート体型で、ずっと垢抜けたにかかわらず、競技としての緊張感はしっかり維持。選手もメーカーも、きっとPGAも、同じ方向を目指して頑張ってるな~。


で、いよいよテーラーメイドボールも本格的に同じイメージ戦略に仲間入り。TP5, TP5Xの日本の宣伝コピーは「ボールにもテーラーメイドドライバーの飛距離を」とストレート。
北米のCMでは例えば、このジェイソン・デイ出演の「10ヤード欲しくない奴がどこにいる?」

あるいはセルジオ・ガルシアの翻訳不要のこれとか。

はい、10ヤード、僕も欲しいです。テーラーメイドボールを、しっかり試したこともなかったけれど、飛びとスピンが良ければ当然切替えるぞ。



スペック:
試打するために1スリーブずつ購入するつもりでいたら、サンプルもらっちゃった、らっき。
写真はそのサンプルなので、通常とは異なる2個入りスリーブ。
DSC_0120.jpg


試打クラブ(ドライバー
テーラーメイド M1ドライバー 10.5度
どちらの重りも真ん中のニュートラルに設定
M1_Driver_2017.jpg 

シャフト プロジェクトX ハザーダス Yellow 63
フレックス6.0
(むっちゃ飛ぶので、早く一本手に入れたい!)
DSC_0121.jpg 


試打クラブ(アイアン
キャロウエイ スチールヘッド XRプロ
7番
XR_Iron_Pro.jpg 

シャフト トゥルーテンパー XR95スチールシャフト
フレックスS300
DSC_0122.jpg 


比較ボール
いつもの、スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  



データ:
Data_TP_Balls.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値。)



データ補足:
ドライバーテストでは、TP5, TP5X, Z-Star XVでは、飛距離、スピンともに同じくらい。
ー印象に残ったのは、アイアンでの飛距離差。確かにTP5、TP5Xが、Z-Star VXよりも飛ぶ。トータルスピンが少ないからかな?
ーTP5は、ドライバーアイアンも上がらずに、直線的に前に進む。
ー商品ラインナップ上では、TP5がスピン寄り、TP5Xが飛距離寄りの設定のはずだが、データ上では、むしろTP5の方が飛んで、曲がらない。
ー最長キャリーは、ドライバーでは、TP5の251ヤード、最長トータル飛距離もTP5の281ヤード。アイアン最長キャリーはTP5の169ヤード、最長トータル飛距離もTP5の183ヤード、すっげ。



テスト時の感覚:
ーTP5,TP5XともにZ-Star VXよりも若干柔らかい。テスト後にコースでも使用したが、パットでも同様に若干柔らかい。
ーデータ同様に、TP5、TP5Xに大きな打感の差は感じない。
TP5Xよりも、TP5の方が、暴れずにコントロールし易い。



今週のコンペに持っていくなら:
テスト結果が上々だったので、週末にコースに持ち込み。シュミレーターの数値以上に、TP5はドライバーでもよく飛んで、曲がらない。またデータ通りに、TP5は、ドライバーもアイアンもそしてフェアウェイウッドもあまり上がらない(たまたま一緒に回った初対面の人からは、わざと低い球を打っているのかと聞かれた程)。TP5では、アイアンが飛ぶことがシュミレーター試打でわかっていたので、パー5で、3番アイアンでツーオン狙い。手前から転がすつもりが、低い球でグリーン直撃、うわぁオーバー・・・と思ったら、しっかりオン。高さが出なくてもスピンで止まるじゃん!
しかしラウンド中、パットのフィーリングが、チグハグで合わずに、ショート&オーバーの繰返し。前述の2オンしたパー5は、結局3パットでパー・・・パットはもう少し練習しなければ。耐久性もハーフラウンド時では全く問題なし。(10番で林になくしました)。
最もスコアを崩す原因になりやすいドライバーショットは、非常に印象が良かったので、もう少しコースで使ってみたい。同時に、さっさとZ-Starシリーズも2017年モデルを試さなくちゃ。(昨年のクリスマスセールで買った2016年モデルがまだ残ってるの・・・)



試打後記:
スピンのTP5、飛距離のTP5Xという商品ラインナップ上の設定と、実際の試打データが異なる結果。
以下の写真はボール箱の底面能書き。(ちなみに当地、公用語が2つのカナダでは、能書きも英語、フランス語併記しるぶぷれ)
TP5_Box.jpg 

各メーカーでボール開発が進み、スピン系はより飛距離が出るようなり、飛距離系はよりスピンが効くようになり、結果的に同じメーカーの兄弟ボール(例えば、タイトリストPro V1とPro V1X)は、ヘッドスピードによってはボールの性格が、あべこべになることがあると、最近の日本のゴルフ雑誌の記事にも書いてあった。またネット上で、TP5/TP5X兄弟ボールの評価レビューを見ると、TP5Xはヘッドスピードが速いゴルファー向きという意見が散見される。つまりアベレージゴルファーには、TP5が向いているという事なのかもしれない。


データ取得後に気づいたことが、もう一点。前出のジェイソン・デイによる「10ヤード欲しくない奴がどこにいる?」というコメントが出て来るCM。デイが手にしているのはアイアン!ガルシアのCMでも打っているのはやっぱりアイアン(しかも打った後の彼の手つき、明らかに弾道低いイメージでしょ)。飛距離性能を強調するCMなら、普通はドライバーのはず。テーラーメイド社も、TP5、TP5Xは、ドライバーよりも、アイアンの飛距離が、より伸びることも、ちゃんとわかってる・・・のに、マーケティング的にそうは書かないのか!?やっぱり未だに大人って信用できない!



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キャロウエイ スチールヘッド XRプロ アイアン。ブッ飛びと「プロ」と赤青と。とにかく試打してレビュー

試打クラブについて:
XRシリーズは赤青がイメージカラー。この赤青の色の組合せが、どうも・・・と思っている人、少なからずいるのでは?もちろんキャロウエイはアメリカのメーカーなので、星条旗の赤青カラーは、ポリティカリーコレクトだし、様々なスポーツでチームUSAのユニフォームで使われてるし、きっとアメリカの消費者には全く違和感ないんだろうけど。

Team_USA_Golf.jpg 

Team_USA.jpg


何故かはわからないけど、個人的な赤青イメージは、なーんかオモチャっぽいというか、偽物っぽいというか、子供っぽいというか、安直な組合せというか、重みがないというか、立体メガネっぽいというか、カスタネットっぽいというか、色鉛筆っぽいというか、TAMIYAっぽいというか・・・。


赤青に興味はなくても、ブッ飛びには、とっても興味があるので、XRシリーズのドライバーやアイアンは、ちょこちょこ試打してきた。特にアイアンは打ちやすく、やさしくブッ飛ぶ。それでもXRシリーズは、体幹の一番敏感な部分にビシビシ感じるトキメキがイマイチ。


赤青が目立つ・・・。
XR_Iron_01.jpg 

赤青が気になる・・・。
XR_Driver_01.jpg 


昔の名前で出てる"Steelhead"に、"Pro"の名前を付けたXRプロアイアン。きっと余程の自信作に違いない。ならばもう一度、赤青を試してみるしかない。



スペック:
7番アイアン


黒が基調となり、赤青はごくわずかで、シャープなイメージに。
XR_Iron_Pro.jpg 
 
 
シャフト:トゥルーテンパー XP95 S300
DSC_0122.jpg 


ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル。
Srixson_ZStar_2016.jpg  



データ:
Data_XP_Pro.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値。)



データ補足:
ー左右への打ち分けが簡単。引っ掛け気味やカット気味のミスヒットでも極端なフックやスライスになりにくい。
ープッ飛系でロフトが立っているせいか、よく転がる。その割には球はそれなりに上がる。実際の芝の上ではどうなるんだろ?
ー最長キャリーは、163ヤード、最長トータル飛距離は、174ヤード。



テスト時の感覚:
ー打感は今までのXRシリーズ同様に。複合素材のブッ飛び系はこんなもんかな。
ー飛びよりも、操作性の良さが印象に残る。



今週のコンペに持っていくなら:
ブッ飛びXRが「Pro」になり、飛距離よりも操作性が印象に残るという極めて正しい進化。・・・っていうことは、フツーのアイアンになったということで、XRっぽさは、赤青デザイン抑制同様に、影を潜めた。打ちやすいし、数字の上でも、よく出来たアイアンという事になるが、トガッたところがない・・・商品開発って難しいのね。



試打後記:
赤青は好きじゃないけど、XRらしさがなくなったXRには逆に不満。どーせならキャプテン・アメリカみたいな、レッドゾーンを振り切ったアメリカッコワリイ色彩のXRであれば、「よくやった!」と褒めたのに。ビジネスですから、褒められても、話題になっても、ちゃんと売れなければ無意味。お店でのXRプロの売れ行きは、まあまあみたいだから、中途半端でも商売上では成功なのかな。僕の感覚が勝手にずれてる?
この赤青感覚は僕だけかな。たとえロレックスのGMTマスターでも赤青には高級感は全く感じない、でしょ?
GMT_Master.jpg 

いま思いつく唯一カッチョ良くて、高級感と、憧れがある赤青はこれだけだな。
M_Logo.jpg 


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月イチプレイのアマチュアゴルファー
右利き 平均スコア90前後

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