データで見る、US仕様の最新ゴルフ用品

試打してレビュー ウイルソンスタッフ トリトン ドライバー TVシリーズで設計コンテストまでした力作

試打クラブについて:
ゴルフクラブメーカーが、一般からゴルフドライバーのデザインを公募して、TVシリーズとしてコンテスト。応募者自らコンセプトをプレゼン、メーカーと一緒に設計、デモ品製作、テスト・・・と毎週少しづつ絞られるいうステップで、優勝者には賞金約5500万円が授与され、優勝作品はメーカーの正式品として店頭に並ぶ・・・。
Driver_vs_Driver_2.jpg 
ゴルフチャンネルとウイルソンスタッフが実現した、この夢のTVシリーズのタイトルは”Driver vs Driver”。昨年のFedex Cup終了後のオフシーズンに放映開始。放映前からCM等が流れており、ゴルフクラブ、データ好きとしては、心待ちにしてたっけ。


数百通の応募から、厳選された11チームがTVシリーズに登場。ティーチングプロ、プロダクトエンジニア・・・は良しとして、高校時代の同級生チーム、元学校の先生、ゴルフ好きのビル内装業者・・・欽ちゃんの仮装大賞か。う~ん、初回から何だか怪しげな雰囲気。
観ていくにつれて、ゴルフ未経験、ルールをほとんど知らない、またUSGA規定も全く無視などが判明してますます不安に(ちゃんと予選で審査しよーよ)。ネットで全シリーズ観られますが興味がある方はこの短縮版もありです。エピソード1 エピソード2 エピソード3 エピソード4 エピソード5 エピソード6 エピソード7最終回(予告) 


で、このTVシリーズのコンテストで優勝し、店頭に実際に並んだのが、このトリトンドライバー。
Triton_TV.jpg 

しかしTVシリーズが終わっても、怪しさは続いた。店頭に並んだ後に、USGA規定に合致していないことがわかり、デザインを一部変更(ちゃんと規定を確認しよーよ)。
開始前は超話題だったTVシリーズは視聴率でコケて、クラブは発売直後に規格にケチついた。ま、背景は別としてもクラブ自体の性能が優れていれば文句ない。きっちりテストしましょう。



スペック:
ウイルソンスタッフ トリトン ドライバー
ロフト10.5度
Trition_Titan.jpg 


シャフト:アルディラ 60 3.3 ツアーS
Aldila60_Tour_S.jpg


ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル。
Srixson_ZStar_2016.jpg  


今回も、情報が少ないでの簡単にスペック追記。
 Trition_Front.jpg 
スペック上の大きな特徴は2つ。まずこの写真にある白線。
方向性と構え易さのために、Ping i25ドライバーにも似たような線(レーシングストライプ、名称かっちょいい)があったが、トリトンドライバーの場合は、スイングで線が白く残像してヘッド軌道をイメージしやすいそうな。花火の消え残りでやったあれか、怪しい・・・


Triton_Replacement.jpg 
もう一つの特徴が、取り替えられるウエイトとソール。ウエイトが交換できるタイプは各社あるが、ソールがゴッソリ交換できるのは、ちょっと革新的・・・だけど強度的にどーなんだろう。怪しい・・・。
写真左の赤いソールがカーボン性で、重さ9g。黒はチタン性で22g。


Triton_Both.jpg
テストはそれぞれのプレートを装着して試打、比較。



データ:
Triton_Data.jpg 
 (明らかなミスヒットを除く、5球平均値。)



データ補足:
ーどちらのプレートを装着しても、オートマチックにストレートボール。サイドスピンが低めで、テストでも左右にブレない安定性はあり。チタンプレートの方が、よりストレート
ーどちらのプレートも安定した適度な球の上がり易さ。
ー横も縦も安定的ということで、結果的にキャリーとトータル飛距離データも安定した。
ー最長キャリーは、カーボンプレートの233ヤード、トータル飛距離もカーボンプレートで、252ヤード。



テスト時の感覚:
ー球筋の特徴から、競技ゴルファ-向きではないのかもしれないが、打ったフィードバックを感じにくく”鈍い”。
ーこの鈍さにもかかわらず、打球音は高校野球の金属バッド並に高い。
ー打感は鈍くて、打球音が高いという、なんだか乗り物酔いしそうな気持ち悪さあり。



今週のコンペに持っていくなら:
飛距離が出るドライバーではないが、安定したスピンで、初心者から安心して使える作り。好みもあるし、シャフトとの組合せ次第だが、カーボンプレートが素直に振り抜きやすいので、僕はカーボンプレート派。



試打後記:
ウイルソンは、テニスラケットでは一流プロが使ってるし、野球のグローブも有名だし、フットボールのボールもまた有名。スポーツメーカーとしてのパワーやノウハウはあるはずなのに、ゴルフはイマイチ力が入っていないのか、予算がつかないのか、ウイルソンゴルフは北米でもマイナー。ゴルフボールのTVコマーシャルはコミック調だったり、今回のTVシリーズもコケたり、ルール違反クラブを商品化しちゃったりと、結構、苦労してます。僕が一番気になった、このドライバーの打球音も、フツーに市場調査すれば、一般的な好みとは違うことがわかったんじゃないかな~。
・・・一流スポーツメーカーが市場調査しないわけないから、きっと、この音には何か別の理由があるはずだと、無理矢理ポジティブに調査。お、このドライバーの名称トリトンは、元々、ギリシャ神話に登場し、あの海神ポセイドンの息子の名前。トリトンの特徴は、波を立てたり鎮めたりするラッパのような法螺貝!これだ、きっと遠くに響き渡る法螺貝サウンドをイメージしたに違いない・・・これもやっぱり怪しいけど。
Umi_Toriton.jpg 
(だから、海のトリトンは法螺貝持ってたんだー!)


気になったら価格チェック:



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試打してレビュー ミズノ MP-25 vs JPX900 Tour アイアン。ついでに勝手にシュミレーターで国際対決 てす太 vs 英国ティーチングプロ

試打クラブについて:
4月4日の記事(こちらからどうぞ)で、ミズノアイアンJPX900シリーズを紹介。元々このクラブに興味は持ったのは、記事にも書いた通り、最近のPGAツアーでミズノ契約プロが急増しており、多くの契約プロがJPX900 Tourをバッグに入れているため。しかしポール・ケーシーは、MP-25を使用しており、このアイアンも気になってました。
ついでにプロゴルファーを目指した事のある知人が、現在使用中のアイアンが、このMP-25。本ブログの話をするとMP-25を取り上げるべきだ!と自分のクラブを持ち込んで来たこともあり。


MP-25の試打後の最初の印象は、「JPX900 Tourと印象が似てるー」。そこで両クラブのスペック上の違いなどを調べようとググると、MP25とJPX900 Tour比較やレビューがワンサカ。中でも動画で僕と全く同じミズノMP-25とJPX900 Tourのテストを、同じシュミレーターでやっているティーチングプロ、マイケル・ニューマンをイギリスに発見。(テスト動画はこのブログ連動の、Facebookページに貼付け済み)


Michael_Newton.jpg 
マイケル・ニューマン動画より。


これは面白い。ティーチングプロのデータとアマチュアのデータで、それぞれのクラブ特徴や違いを更にフカボリできるか。ついでにティーチングプロと僕の実力差が、同じクラブの試打で、ガチンコで数値でわかる。これはデータ好きにはたまらい・・・。



スペック:
ミズノ MP-25アイアン 6番
ロフト30度
MP25_Back.jpg 


シャフト:KBSツアー C-Taper Lite 110S
KBS_C_Taper.jpg 


ミズノ JPX900 Tour アイアン 6番
ロフト30度
JPX900Tour_Back.jpg 
 

シャフト:トゥルーテンパー DG-300
True_Temper_DG300.jpg 


ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル。
Srixson_ZStar_2016.jpg  


スペックに関する詳細やデータは、通常あまり触れないようにしているが、前回のコブラドライバー同様に、情報が少ないでの簡単に比較と特徴。

MP25_JPX900_Front.jpg 
動画から頂きました。左JPX900 Tour、右MP-25
フェイスの大きさは、ほぼ同様。


MP25_JPX900Tour.jpg 
同じく動画より。左JPX900 Tour、右MP-25
どちらも薄め、小さめのアイアンだが、トップラインはMP-25が若干厚い。


JPX900 TourとMP-25の写真は、逆じゃないのと疑問を持つ方も多いはず。僕の印象でも、またミズノのこれまでの商品ラインナップ上でも、JPXシリーズは許容性大の初~中級者向き、MPシリーズは操作性重視の中~上級者向きだったはず。JPX900 Tourの方が薄いのは意外。


どちらもミズノ得意のグレインフローフォージドだが、JPX900 Tourが軟鉄なのに対し、MP-25にはボロンが使用されている。しかもMP-25は3番~6番までが、中空構造。
MP25_inside.jpg 
う~、ますますJPXシリーズとMPシリーズの商品特性が逆に思える・・・。



データ:
Data_MP25_JPX900.jpg 
 (テス太は、明らかなミスヒットを除く、5球平均値。マイケルは6球平均値)



データ補足:
ーMP-25は上がりずらい印象。
ーマイケルがテストしたMP-25はロフト30度だが、JPX900 Tourは27度。このためJPX900 Tourの方が、最高到達点やバックスピンが比較的少ない。しかしロフト差の割には最高到達点差はわずか1ヤードなので、彼がロフト30度のJPX900 Tourを打てば、僕のテスト同様にMP-25よりも高く上がると思われる。。
ー僕の最長キャリーはJPX900 Tourの168ヤード、トータル飛距離もJPX900 Tourで、185ヤード。
ーマイケルの最長キャリーは、JPX900 Tourの182ヤード、トータル飛距離もJPX900 Tourで、196ヤード。


テスト時の感覚:
ーMP-25はボロン+中空構造、JPX900 Tourは軟鉄だが、どちらも同じようなミズノ軟鉄打感。この辺りはミズノのコダワリでしょう。
ー球の上がり易さのせいかもしれないが、JPX900 Tourの方が構えた時に、安心感や安定感がある。



今週のコンペに持っていくなら:
ーMPシリーズの中でもフェイス小さめのMP-25は、見た目は手強いが、球の捕まり易さ度合いは、JPX900 Tourと同程度。この2本は打感も似ているため、冒頭に書いた通り、単に打ち比べただけでは、違いがわかりにくい。しかしデータで明確にわかる通り、距離も高さもJPX900のほうが上だし、見た目のスッキリ感も好み。データとってて良かった・・・。



試打後記:
現在はミズノのウエッブサイト上にないが、以前、MP-15というアイアンがあり、やはりボロンで中空構造。ミズノ打感でもう少し飛ぶクラブを探していた時に、試打しようとクラブを持ったが、フェイスが、八頭身モデル並みの小顔でツンデレ(実際に小さいフェイスサイズだったかは不明)、試打する前に「ムリ」。MP-25は同じコンセプトで顔の大きさが普通のすっきり美人となり、「お願いしまーす」。
ボールスピードや飛距離は当たり前に違うが、ティーチングプロとアマチュアの試打比較データは同じ傾向となった。あ~、良かった。それにしても、僕は、ティーチングプロの比べて、サイドスピンが多くて、バックスピンが少ない・・・どうすれば改善するのか教えて欲しい。お、そうだ、いっそ、このデータをイギリスに送って、マイケルに聞いてみるか?



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Author:USテス太
月イチプレイのアマチュアゴルファー
右利き 平均スコア90前後

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