Tag : アイアン│の記事一覧データで見る、US仕様の最新ゴルフ用品

テーラーメイド P770 アイアン。アイアン特徴から人生哲学が垣間見える?遊び、趣味、仕事、生活・・・違いがわかるか、試打して、レビュー。

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試打クラブについて:
毎年、毎週、毎回、お休みが開けてしまう前には、サラリーマンは哲学者に変貌。「俺の生活は、このままでいいのか?」「もっと別の生き方があるんじゃないか」・・・と、すっとんきょな笑点のテーマソングを聞きながら考え始め、更に「人生って何?」「幸せって何?」「何のために生まれて来たんだろうか?」・・・と、大河ドラマが終わる頃には、何千年も前から人類が問を繰り返してきた解を求められない輪廻に、自ら迷い込む・・・って、仕事行きたくないだけじゃん・・・。そういや、子供の頃から、サザエさん一家が、伸び縮みする家に吸い込まれる頃には、哲学児童になってたかも。


でも、もうクリスマス休暇も、お正月も終わっちゃった・・・ので、2018年一発目は肩慣らし程度に、既に発売して久しいテーラーメイドP770アイアンからスタート。"Beaty is a Beast"っていうコピーで宣伝してるブッ飛び末弟のテーラーメイドP790アイアン(記事はこちら)を試打した時から、ずっと気になっていた、P790の一個上のお兄ちゃんアイアン
自由に育って何でもありの、末っ子、中空構造+フォージド+なんか注入のP790とは違い、このテーラーメイドP770アイアンは、質実剛健しっかりフォージド。


当然、ブッ飛びの期待はしないけど、じゃ、P790アイアンとの違いは何なのよ、という根本的かつ個人的な疑問を抱きながら、データ中に解を見つけよー!



スペック: 
7番
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やっぱし、カッチョイイな~、このシリーズ。


シャフト:KBS Tour FLT 120
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ずっとDGだったけど、最近KBSが好きになってきた・・・。


ボール:スリクソン Zスター XV、2017年モデル
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最近、番手によって、構造が若干異なるアイアンセットが増えてきたけど、このテーラーメイドP770アイアンもその一つ。1025カーボン使用のフォージドを基本に、3番~7番アイアンには、70グラムのタングステンウエイト付き、8番~AWは、キャビティ一体成型。
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で、どうなるのかは、どこのメーカーでも、どんなクラブでも同様の・・・MOI(慣性モーメント)が高く、ボールスピードがアップするけど、ミスへの許容性は高い。低重心設計が可能となり、前モデルよりも、球が上がりやすくなった・・・そうな。



データ:
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(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)


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ゴルフがないと仕事にやる気がでなーい。音楽がないと生活に彩りがなーい。
・・・結局、寝ても覚めても趣味ばかり。時間ができたら仕事しよっ。
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データ補足:
テストデータでは、球筋は適度なドロー傾向だけど、後述の通り、結構ミスにシビアな側面も持ち合わせており、すこし面やタイミングがずれると、引掛け、スライスも出る。テスト前後に沢山打ったけど、左右、前後に結構バラツキました。
ー最長キャリーは、158ヤード。ランを含めた最長トータル飛距離は、168ヤード。



テスト時の感覚:
ー宣伝通りに、とっても柔らかい打感。いつも思うけど、最近のアメリカ製アイアンの打感進化は驚異的。たまにレンタカーで乗るアメ車の感覚も、ここ数年は日本車と変わりないもんな・・・て関係ないけど。
ー飛距離はそこそこ出るアイアンだけど、結構ミスにはシビアな面もあり。スイートスポットにタイミング良く当てられる技術と集中力と練習量とそのための経済力もいるな~。よくある言い回しでは、「ミスがわかりやすく、フィードバックがシャープだから、より上を目指すゴルファーにはピッタリ」。
ー構えるとこんな感じ。「お、スリムでナイスなスタイル」。
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ーでもウラから見ると、「う、ちょっとダマされた」。
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今週のコンペに持っていくなら:
末弟のP790アイアンは、兎にも角にも、ブッ飛び、直線番長、カンゼンにいっちゃってます。一緒に夜の街に繰り出して、朝までハチャメチャ大騒ぎでぇーい。対してP770アイアンは、打感は上質で柔らかい。飛距離もそれなり。構えた見た目も悪くない。ちょっとシビアな面もあるけど、芯で当たる、当たらないのフィードバックはわかりやすい。完全オートマチックでもなく、左右への操作も可能・・・。中途半端なアイアンに聞こえるけど、クラブとしての完成度が高く、カナリの上物アイアン。値段も強気のC$1,600で、ピンのiブレードや、タイトリストのAPシリーズと同じ高価高級格帯。時には優しく、時には厳しく、スコア100前後から、80台まで、幅広いゴルファーが長いお付合いできる良妻賢母、お嫁さんにしたいタイプ型。



試打後記:
北米テーラーメイドに掲載されているプロモビデオ。タイトルは、P770とP750の紹介ビデオみたいだけど、この内容でなんか紹介したことになるん?
ま、あえて内容をポジティブに受け取れば、フォージドで、一体成型ってことだけどさ。しかし、超大手のテーラーメイド社に、40年前から使ってますっていうような機械で、途中工程では炎が吹き上がり、更にヤットコ(って言うんだっけ、あのペンチみないな掴むもの?)と軍手で、真っ赤な鉄鋼を、一つ一つ手渡しのするブラック製造所があるわけないじゃん。誇張してないから、誇大広告!とは言えなのかしら?手作り感を出すための単なるイメージビデオですぅ・・・?。



気になったら 価格チェック:
派手さ、話題性、傑出した特徴などのインパクトには欠けるけど、アイアンとしての完成度の高さはは、違いのわかる玄人好み。ダバダ~ ダ~バー ダバダ~・・・

【メーカーカスタム】【受注生産限定モデル】テーラーメイド P・770 P770 アイアンセット 6本セット(#5~PW) KBS TOUR KBSツアー 【ゴルフクラブ】

価格:99,790円
(2018/1/6 16:42時点)
感想(0件)




PS:
昨年のクリスマス前後にバンクーバーでは珍しく(本ブログはカナダから発信中)、数日積雪があって、ドシャ降りでもオープンのこの辺のゴルフ場もさすがにクローズ。練習場もボール回収できないから、やっぱりクローズ・・・北米のゴルフ場では、こんな風にして練習場のゴルフボール回収してるので。


PS2:
で、すっかりゴルフの練習はできなかったけど、趣味(ゴルフも、もちろん趣味)でやってるバンドの練習は、いっぱいできた(・・・ゴルフ同様に、練習量が結果につながらないところが難しい・・・)。年末にやったライブから、2曲だけYoutubeにアップしたので、ついでに観てね(ゴルフは、データ重視で、頭で考えて、動作一つ一つを確認、試行錯誤しながら更にデータでフィードバック・・・だけど、音楽は、フィーリング、ソウル、♡、チョー自由闊達が信条!)。



PS3
ダバダ~ ダバダ~ ウ~。今年も宜しくお願いしまーす。明日も仕事いこーぜー。




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タイトリスト 718 アイアン。AP1, AP2, AP3の素材、構造の違いによるコダワリを感じたくて、試打してレビュー。

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試打クラブについて:
スポーツの中では、多分最もギアが沢山必要なのが、ゴルフ。矢継ぎ早に出る新商品や、2-3年周期で変わるトレンド・・・こないだまでロングシャフトだったのに、最近は「プロも注目、ショートドライバーシャフト」などの掌返しは当然。「グースネックが復活」、「女子プロも続々切替中、パターもグラファイトシャフト」とか、もう業界の陰謀はやめてくれ。欲しくなっちゃうからー。


この業界あげてのトレンド揺らしマーケティング戦略の中で、不思議とずっと変わらないのが軟鉄(フォージド)アイアン至上主義。事実、アマチュアでも軟鉄にコダワリをもってるゴルファーは多いし、僕自身も軟鉄打感に、かなりヤラれてる。どの雑誌や宣伝でも「ついに軟鉄を越えた」とか「まだフォージドなの?」みたいな宣伝文句は見たことないし。きっと、プロも多くがフォージドアイアンだしな~。


今回試打するのは、新作タイトリスト718APシリーズ。AP1, AP2, AP3, T-MB, MB, CB, と、6種類もの兄弟クラブがある。日本のタイトリスト718APシリーズの宣伝では、AP1,AP3,T-MBがディスタンス系、AP2,CB,MBがツアー系って別けてあるけど、このツアー系3種は、やっぱり軟鉄。北米のゴルファーは日本人ほどには軟鉄にコダワリはないし、こっち(カナダから配信中)の宣伝では、ツアー系とか、素材では区別せず、単純にAP1,AP2,AP3をシリーズ中核として纏めて宣伝している。すっげー乱暴に素材、構造別けすると、AP1→鋳造キャビティ、AP2→軟鉄+タングステンウエイト、AP3→鋳造中空構造+タングステンウエイト。


たとえタイトリスト派じゃなくても、気になる新作718シリーズ。まずは中核のAP1,AP2,AP3テストして、素材や構造が、どんな進化をもたらしたのか、いつもの通りに、データとって確認しなくちゃ。



スペック: 
クラブ①:タイトリスト 718 アイアン AP1
7番 (ロフト30度)
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シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT レッド
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いちばんの特徴(知らんけど):
4W, 5Wが中空構造、6W以降はキャビティ構造で、鋳造。
この構造の違い、いいじゃん。なのに何でAP1だけ、3Wがないんだろ?薄くて中空構造にできないのかな?
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プロモビデオAP1:


7番 (ロフト34度)
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シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーホワイト
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このシャフトだけ、”ツアー”っていうカッチョイイワード入り。

いちばんの特徴(知らんけど):
軟鉄+タングステンの構造
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プロモビデオAP2:


7番 (ロフト31度)
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シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ブラック
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いちばんの特徴(知らんけど):
オフセンターヒットのミスを抑える許容性。左右にタングステンウエイト入れた中空構造で、鋳造。ヘッドもAP1, AP2よりもひとまわり大きい。
見た目がちょっとだけマッスルバック(ブレード)っぽいので、英語ではHollow Blade(中空ブレード)って呼んでる。
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プロモビデオAP3:


ボール:
そろそろ限界。スリクソン Zスター XV 2016年モデル
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クラブスペック詳細や特徴は、既に多くのウエッブサイトで紹介されているので写真だけ。
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上からAP3, AP2, AP1

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上からAP3, AP2, AP1

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左からAP3, AP2, AP1
やっぱり、AP3が一回り大きくて、AP2が小さめ。


日本仕様にはないけど、今回のタイトリスト718アイアンシリーズで、北米仕様で特徴的なのが、標準シャフトの重量コンセプト。

北米仕様のタイトリスト718AP1, AP2, AP3に採用されているのは、ご存知トゥルーテンパー社のダイナミックゴールドだけど、今回は新製品のAMTシリーズ。AMTはAscending Mass Technology(・・・多分)の略で、日本語でなんだろ?、上昇質量テクノロジーか?(我ながら、機械翻訳よりも、ヒドイ翻訳だ)。

普通のアイアンセットのシャフトは単位辺りの重さは、どれも同じで、主にヘッドの重さによって、クラブ全体の重さが決まって、セット全体では重さが段階的になってる(とーぜん、PWが重くて、3Wが軽いですね)。例えば、日本仕様タイトリスト718アイアンの標準シャフトの一つである、NSプロ950GHのアイアンシャフトは、どの番手でも「重量98g」という表記。
北米仕様標準シャフトのAMTシリーズでは、シャフト自体の重さを番手毎に3gの違いをつけて、軽いクラブ(例えば3W)はより軽く、重いクラブ(例えばPW)は、より重くなるようにとメリハリをつけている。

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こんな感じ(黒が普通のシャフト重さ、赤がAMTシャフトの重さ)。つまり、PWがシャフト自体も最も重くて、ロフトが立つほど、段階的にシャフト自体も軽くなる。これによりそれぞれの番手のパフォーマンスが向上。ロングアイアンは、より軽くなりスピードアップして、PWなどでは、よりコントロールが効くようになるとの事。更に、ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティのシャフトは、既に異なる重さになっているから、アイアンからの重さの階段がスムースになって違和感が少なくなる。

僕が現在使用中のアイアンセットでも、3Wアイアンのシャフトだけは、打ちやすいように軽くて柔らかいものに差し替えているので、個人的にはモノスゴイ納得感ありの仕様なのだ。これが世の中のアイアンの、スタンダードになってくれたらいーのになぁ。



データ:
Data_718_AP123.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーAP1, AP2, AP3は、ロフト設定も異なる。テストした7番アイアンではそれぞれAP1→30度, AP2→34度, AP3→31度。結果は、それぞれの番手設定に応じた平均飛距離となった。
Loft_718_APT123.jpg 
ーAP1だけで比較すると(記事はこちら)、飛距離は、716AP1と718AP1で、ほぼ同様。ボールの上がりやすさは前作716AP1がやや上。データは平均値なのでわかりづらいが、ボールの左右へのバラツキやミスへの許容性は、新作718AP1が明らかに上回っている。この飛距離そこそこ、許容性アップは、ピンG400アイアン(記事はこちら)、テーラーメイドM CGB(記事はこちら)等と同じで、完全に最新アイアン製作のコダワリ。ゴルフ業界で闇カルテルしてるんだろーか?
ー最長キャリーは、AP1の164ヤード。最長トータル飛距離もAP1で、177ヤード。



テスト時の感覚:
ー前作716APシリーズと比較して、新作718APシリーズは全体的に打感が柔らかくなって、ボールを運ぶ感覚が増してる。ちゃんと鋳造や、中空構造でも、柔らかくなってるし。
ースイングウエイトのデータがないけど(前述のシャフト特徴があるからかな?)、AP1が最もヘッドに重みを感じた。AP2は、やはり自分で操作したい・・・とは誰もが思っているので、えっとー、自分でちゃんと操作できる上級者向けで、全体に重いけどバランスはどちらかというと手元寄りに感じる。
ーAP3は、データも、感覚も、操作性も、AP1とAP2の、しっかりと中間。いいとこ取り?中途半端?大きい目ヘッドが好みのゴルファーには、APシリーズではAP3しかない!



今週のコンペに持っていくなら:
マジで新アイアンセット探しをしている事もあり、最近の試打はアイアンばっかり。前作タイトリスト716APシリーズには、これといったインパクトは感じなかったけど、新作のタイトリスト718APシリーズは、打感も、操作性も、許容性もアップ。特に、AP1は、飛距離、操作性、ミス許容性のバランスが取れていて、いーわ。カッチョイイのはAP2だけど、ミスヒットには、そのまんまシビアな結果。とは言え、AP2も、しっかり当たればキッチリ飛ぶし、簡単にボールが上がるので、向上心とスコアを同時に満たすポテンシャル有り。AP3は良い具合に中庸で、何よりもミスに強いのが、とっても魅力的。



試打後記:
試打後に、シュミレーターがあるゴルフショップ店員とダベっていると、前回試打、レビューしたテーラーメイド M CGBアイアンの話題に。すると店員の1人が、わざわざM CGBアイアンを一本持ってきて、憤慨した様子で「ガッカリしたぜ、これ」と指差したのは中央にあるM CGBのロゴバッジ。
MCGB_Logo_2.jpg 

彼がM CGBにガッカリした理由は、このバッジが金属製ではなく、プラスチック製だったという事実。触ってみると、確かにちっとばかり、やすっちー。テーラーメイドのウエッブサイトによると、このバッジは、修飾だけじゃなくて、打感、打音、振動吸収の意味があるみたいだから、ま、プラスチック製さもありなんだし、別に僕は気にならないけど・・・とは言えず、「そーだーなー、こりゃヒドイ」と話を合わせてしまった、とってもベリーじゃぱにーず。人によってコダワリ所が異なるのはわかるけど、もーすこし、ゴルフショップ店員らしいところで、こだわろーよ。



気になったら 価格チェック:
カスタム特注で、ちゃんとダイナミックゴールドAMTシャフトも入手できるじゃん。




PS:
いっしょに回った仲間が、カワイイゴルフボール使ってた。遠目ではキャロウェイのクロームソフト、サッカーボール柄と思いきや・・・
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カナダコダワリのメープルリーフ柄。

で、あらためてネットで見たら、これ、今年2017年に限定発売されてる、カナダ建国150周年記念ボール。中身はやっぱりクロームソフト。でも、ナンバーに150って書いてあるの、いーじゃん。
Callaway_Maple_2.jpg 
150年前っていうことは、カナダ建国は1867年か。お、「人は虚しい」で、歴史で覚えた年号だぞ。



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テーラーメイド M CGB アイアン。「ドライバーでいっぱいのバッグ」・・・は本当なのか、試打してレビュー。

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試打クラブについて:
学校のクラスに、必ず数人はいる一人っ子。「自分勝手」とか、「甘やかされて育った」などと、全く本人の責任じゃない上に、いまさら直すこともできない事を責められる。ま、たとえ直す事ができたとしても、本人の努力では、ほとんど、どーしよーもないし。「いちごパックを一人で食べる」とか、「余ったケーキがなくならない」とか、「いつでも好きなテレビ番組を観られる」とか、「自分だけの部屋がある」とか・・・よく考えたら何にも悪いことしてないじゃん! はい、そういう僕も一人っ子でーす。


いつものように無理矢理ゴルフと繋げると、例えばテーラーメイドゴルフクラブ。まだまだバカ売れ中の、M1やM2は、北米では“Mシリーズ”と呼ばずに、“Mファミリー”として宣伝。
M_Family.jpg 
ね、キャップのロゴも”M”のロゴを使って”Family”と読ませてます。


これまで“Mファミリー”は、テーラーメイドM1およびM2のドライバー、ユーティリティ、アイアンの大家族を指していたけど、9月29日に新たに今回試打の、テーラーメイドM CGBアイアンが誕生。ここんところ新商品発表サイクルが妙に早いテーラーメイドだから、現在はアイアン新作だけでも、今回のテーラーメイド M CGB、以前紹介のP790(記事はこちら)、その長兄のP730。他にもP770、P750、M1、M2・・・7種類。
こんなに兄弟がいると、誰が誰だかわからなくならないのか?最新のM CGBアイアンは、これまでの“Mファミリー”アイアンと何が違うのか?北米のキャッチコピーは"A Bag of Full Drivers" (ドライバーでいっぱいのバッグ)は本当か?データ比較で、テーラーメイドM CGBアイアンの特徴をしっかり見極めよう!



スペック: 
クラブ:テーラーメイド M CGB アイアン
7番
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シャフト:NSプロ 840 R (Sで打ちたかったけど、欠品中でした)
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ボール
今回もまたスリクソン Zスター XV 2016年モデル
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日本未発売商品(でしょ?)なので、いつもよりも多くスペックを紹介。北米テーラーメイドウエッブサイトで紹介されている特徴は10個。
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①タングステン製重りがついた、マイクロウエイト
②既にお馴染み、フェイス横にあるフェイススロットテクノロジー
③超低重心設計
④ホーゼルに溝がついた、360度フルーテットホーゼル(何か意味あるんだっけ?)
⑤大型で3Dのサウンドバッジ(M CGBって書いてある六角形のロゴ)
⑥360度アンダーカット(多分振り抜きが良くなる)
⑦最大の反発係数(CORって略されます)
⑧これもお馴染みソールに設けられたスピードポケット
⑨フェイスセンターを外しても大丈夫、ICT
⑩ダブルキャビティ設計

⑦、⑨以外は、外見上で確認できる技術設計だし、他クラブからの流用だから、あんまり新鮮さはないかな。このテーラーメイドM CGBの最たる特徴を表すキーワードは、CORとICT。

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CORは、ドライバーで最近よく宣伝される反発係数の事。USGAの規定で、ドライバーの場合は、0.830がギリギリヤバイ。アイアンはドライバーに比べて反発係数が低くなるけど、テーラーメイド M CGBアイアンは、COR値をドライバー並に近づけるのが命題だったらしい。結果、このM CGBは、4番アイアンからPWまで、COR値が最低でも、0.810としている。
しっかし、急にアイアンでCOR値を提示されても、よくわからん。M2アイアンなんかは、“COR値が高い”って書いてあるだけだし。

もう一つのキーワード、ICTは、ドライバーに採用されてきたテーラーメイドの特許技術。ヘッドが大型になるに伴い、オフセンターヒットした際に、慣性モーメントでフェイスが左右上下に向いてしまうのを抑える技術。今回アイアンに応用したところが画期的・・・らしい。

つまり、いつもの通り、よく飛んで、高く飛んで、ミスヒットにつおーいゴルフクラブが出来上がったそうな。


短いプロモビデオ。



データ:
Data_MCGB_Iron.jpg
明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーおお、曲がらない・・・っていうか、どう打っても直進番長香車魂。5回の試打で、左右のブレ値は、0ヤード,1ヤード,4ヤード,2ヤード,2ヤード。凄すぎでしょ。
ーメーカーや機種によって、同じ番手でもロフト角が異なるので、データ補足資料として明記。
Spec_MCGB.jpg
後述するけど、元祖ブッ飛びM2アイアンほどの飛距離はない。7番アイアンでロフト角比較すると、M CGBアイアンが、29.5度なのに対し、M2アイアンは、28.5度と、M2アイアンの方がハッキリとブッ飛び目指した設計。
ーついでに、スイングウエイトも。M CGBアイアンはD0、M2アイアンはD2。M CGBはシャフト設定も、S、R、に加えて、カーボンシャフトも選べるようになっているので、標準シャフト設定からも、M CGBアイアンは、M2アイアンよりも、レクリエーショナルゴルファーとか、初級者、シニア向けっていうことがわかる。
ー最長キャリーは、162ヤード。最長トータル飛距離は、175ヤード。



テスト時の感覚:
ー分厚いヘッドの割には、非常にバランスがよく、ヘッドがよく走るイメージ。軽量のNSプロシャフトのせいかな?
ー最近のブッ飛び系アイアンを打つと、いつも思うことだけど、このM CGBアイアンも、ほんと打感がいい。軟鉄っぽい柔らかさがあって、ボールをフェースに包み込んで運ぶイメージが湧きやすいのに、ちゃんと弾いて飛んてく。スリットやカップフェイスの効果かな、よく進化してるなー。数年前のブッ飛び系アイアンの、硬くて角ばった感じの打感とは大違い。



今週のコンペに持っていくなら:
「ドライバーでいっぱいのバッグ・・・」のキャッチコピーのイメージで臨んだ試打だったけど、う~ん、飛ばない。もしかしたら、スイングが悪いのか・・・と自分が信じられなくなり、ネットでレビューを検索。同社の元祖ブッ飛びテーラーメイドM2アイアンとの比較が数多くあったけど、やっぱり、どこのレビューでも、M2よりは飛んでいない。

M2_MCGB_Data.jpg 
例えばこれ、Golfalot.comの、M2 vs M CGB(6番アイアン)打ち比べデータ。キャリー比較だと、M2が186ヤード、M CGBが178ヤード。は~、良かった、僕のスイングは間違ってなかったー。

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M CGBの方が明らかにブ厚くて、大型ヘッド。

このテーラーメイドM CGBは、ソコソコの飛距離+直進性+許容性という部分で、ピンG400アイアンとイメージクリソツ。ピンG400アイアンの記事では、M2アイアンと比較したけど(記事はこちら)、飛距離やボール高さも、M CGBアイアンとG400アイアンの特性は似ている。テーラーメイドのブッ飛びM1、M2アイアンよりも、飛距離は抑えて、その代わりに直進性と許容性を思いっきりアップさせたアイアンっていうことです。
今回のM CGBアイアンの開発責任者のトモ・バイステッド氏(アイアン製作シニアディレクター)は、インタビューの中で、「オフセットやトップラインの厚みなどを気にしない」「私の父のようなハンデ25辺りのゴルファー」をイメージしていると話している。なるほど、AWなんて、もう、とにかく、なりふり構わずにブ厚い。
M_CGB_A.jpg 
ユーティリティか?!



試打後記:
一人っ子ってみんなそうだと思うけど、大家族とか兄弟とかに憧れがあるんだよな。そんな潜在意識が、心と身体に影響するのか、夜にむき出しになるのか、気づいてみたら、うちの子供達は5人兄弟。お土産で一個だけもらった貴重な日本のお饅頭(カナダから発信中)を、まな板の上で五等分しようとする子供達の悪戦苦闘ぶりを、いちごパック独り占め父さんとしては、涙なしでは見られない・・・可笑しすぎて。



気になったら 価格チェック:
たとえ独り身でも、最新Mファミリーは、もう手に入れられる。

【限定商品】テーラーメイド M CGB アイアン[日本仕様]N.S.PRO840 スチールシャフト 6本セット(#5~#9,PW)

価格:97,200円
(2017/10/6 14:45時点)
感想(0件)

 



PS
CGBは、Centre of Gravity Backの略。このCGBの名称、10年ぐらい前に発売されていた テーラーメイドr7 CGBマックスアイアンっていうのがオリジナルらしい。また名機焼き直し、昔の名前で出ていますシリーズかぁ。
r7_CGB.jpg MCGB1.jpg
やっぱり似てるのね。



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テーラーメイド P790 フォージドアイアン。タイトリストAP1とアイアン4兄弟、末弟ディスタンス系対決で、試打してレビュー。

Taylormade_PSeries.jpg 



試打クラブについて
日本で生まれて育って、外国に暮らしてると(カナダから発信中!)、色んな場面で違いを感じる。善し悪しは別として、代表的なのは、接客なんかの「オモテナシ日本vsフレンドリー外国」かな。ま、人や文化など”有機的”な違いは生活環境も歴史も違うから当然かなって思えるけど、どーも慣れないのが、「数」の違和感。例えば、日本のお札は500円、1000円、5000円、10000円など、基本的には5や10だけど、カナダのお札は20ドル札の流通が一番多いし、コインだって25セントが一般的で、5,10に慣れている日本人としては、ちょっと戸惑う。それに、日本の戦隊モノも、合体ロボも殆ど5人単位だけど、北米のニンジャタートルは4人(匹?)だし、マーベルコミックスのヒーロー集合映画も、ファンタジック4だったし。日本で有名な4人組って・・・フォーリーブス?
きっとこの数字に関する文化も、歴史的背景があるんだろーけど、こっちでよく使われる数って、4とか12(1ダース)とかが多い気がする。


今回試打のテーラーメイド Pアイアンシリーズは、P790, P770, P750, P730の4兄弟。かたや前回試打した日本製のミズノMP-18アイアン(記事はこちら)も、2番~6番までしかないFLI-HIを除けばMP-18 MMC, MP-18SC, MP-18マッスルバックの3兄弟。同じく日本製のスリクソンアイアン(記事はこちら)も、Z565, Z765, Z965の3兄弟。(記事に含めたZ355は旧モデル)
3兄弟の方が、それぞれの特徴にメリハリつくような気がする。翻って、外国物代表タイトリスト716アイアンはAP1, AP2, CB, MBの4兄弟。(ちょっと顔立ちの違うT-MBとか、4人で打ち止めにしよーと思ってたのに、またデキちゃったAP3はあるけど。。。)


兄弟数は違っても、どのメーカーでも共通なのが、長兄が本道本筋マッスルバックで、末弟はブッ飛んじゃってるディスタンス系って事。今回のテーラーメイドPシリーズアイアンは、真ん中のP770, P750が既に発売されていて、あらたに長兄のP730と末弟のP790が発表された。長い間2人兄弟だと信じていたP770, P750には、青天の霹靂で、誰も信じられなくなっているんじゃないだろうか(何だかカワイソー)。
発表があったばかりで、まだ兄弟の実感が沸かないテーラーメイドPシリーズアイアン4兄弟同士の比較ではなく、今回は、同じ4兄弟のタイトリストアイアンと比較。テーラーメイド家末弟P790とタイトリスト家末弟AP1のディスタンス系対決で、どっちの末弟がよりぶっ飛んじゃってるのか、データで確認しよー。



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グズグズしてると夏も終わっちゃう―
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スペック: 
クラブ①:テーラーメイド P790 アイアン
7番(カックイイじゃん)
Taylormade_P790_Main.jpg 

クラブ②:タイトリスト 716 AP1 アイアン
7番
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シャフト(共通):ダイナミックゴールド
S300
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ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル(まだ使ってます。)
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このテーラーメイド P790 アイアンは、北米でも発売日未定。日本で正式販売されるかどーかも怪しいので、今回もまた少しだけスペック紹介。 

最も特徴的なのが、フォージド中空アイアンに注入された「スピードフォーム」
うーん、住宅用の断熱フォームにしかみえない・・・。


テーラーメイドによる特徴紹介はこのスピードフォームを含めた4つ。

①広告コピーにもなっている”Beauty is a Beast"
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ディスタンス系としては、スッキリしたクラシックデザイン。この美しいデザインでも、力強いという意味で、美女と野獣に引っ掛けて"Beaty is a Beast"。

②おなじみ「スピードポケット」
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ミスに強くするために、薄めのフォージドアイアンヘッドに頑張って取り付けたそうな。

③「4140フォージドスチール」
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トップラインはディスタンス系としては、超薄とも言える1.75mm。

④で、もう一回「スピードフォーム」
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フォージドスチールとの組合せで、重量配分を最適化し、速く、ミスに強く、操作性も良し・・・ふぅ、またこの宣伝文句か。


データ:
Data_Taylormade_P790.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



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-ネットで査定してくれるらしい。世の中、何でもオンラインなのね-
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データ補足:
ー平均しているのでわかりにくいけど、テーラーメイドP790の方が左右のブレ幅が小さく、打っていて安心感あり。
ーボール高さはタイトリストAP1が、自動的に上がっていくイメージ。
ー最長キャリーは、テーラーメイドP790で、167ヤード、最長トータル飛距離も、同じくテーラーメイドP790で、181ヤード。最近のアイアンはよく飛ぶけど、その更に一番手上の飛び。



テスト時の感覚:
ーテーラーメイドP790は、打感も純粋なフォージドアイアンに近い打感。スピードフォームで、中身がみっちり詰まっているせいか、中空アイアン的な空々しさも全くなし。
ーディスタンス系は、どうしても構えた時のボッテリ感があって違和感があるけど、このP790は、見た目も、実際の厚みも、最小限に抑えてある。
Taylormade_P790_04.jpg 
こんな感じの見え方。ディスタンス系とは思えないスッキリシェイプ。

Taylormade_P790_03.jpg 
前出のメーカーサイトにあるソール側からの写真よりも、実物のソール側からの見た目は、やっぱりちょっとボッテリ。



今週のコンペに持っていくなら:
タイトリストAP1は打ちやすいし、楽にボールが上がるので、全く文句なし。見た目がやや大きめのアイアンが好きな人には、小さく見えるテーラーメイドP790よりも安心感があるかも。個人的には小ぶりが好みなので、やっぱりテーラーメイドP790だなー。アイアンでの飛距離に自信が持てれば、ティーショットもムリしなくていいから、2重に良い効果が期待できそう。そーいえば、テーラーメイドTP5ボールは、特にアイアンが良く飛ぶから(記事はこちら)、スコアアップには最強の組合せになるぞ。



試打後記:
ゴルフクラブは進化し続けているとはいえ、今回のテーラーメイドP790の打ちやすさ、飛距離、ブレにくさは、かなりスゲー。以前にピンG400アイアンとテーラーメイドM2アイアンを比較したけど(記事はこちら)、ピンG400の正確性とテーラーメイドM2アイアンの飛距離を兼ね備えてる。前述の通り、打感も、純粋フォージドに近い柔らかさと気持ちよさがある。このDNAを持っている長兄のマッスルバックも打ってみなくちゃなぁ。



気になったら 価格チェック:
カックイイし、飛ぶし、正確だし。ゴルフ場で注目度アップ、間違いない!

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価格:115,000円
(2017/9/9 13:13時点)
感想(0件)

 


 
PS
ダンゴも3兄弟・・・などと、時代オクレの事は書きたくなかった・・・。(フォーリーブスよりは、はるかに最新だけど)



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キャロウェイ エイペックス アイアン + USTマミヤ リコイル グラファイトシャフト・・・「アイアンにグラファイトシャフトなんて・・・」かどうか、試打してレビュー

試打クラブについて

本ブログはカナダから発信しているが、距離が遠くなる程、コミュニケーションの内容や手段が、いっそう重要になる事を実感。内容は、わかりやすく簡潔にするのは当然として、できるだけ一発で済むように、提案型に。手段は、電話が気軽にできない事も多いから、メール、テキスト、Line, Skype、テレビ会議などは、要件と相手とタイミングに合わせて総動員・・・・っていう話をすると必ずベテランが口にするのが、"昔は大変だった"話。
「最近のインターネットは速いけど、ちょっと前は電話回線だぜ。ピー、ヒョロヒョロなんて、音がして・・・」に始まり、「その前はファックス。トナーがなくなったり、メモリがいっぱいとか、紙が切れたり・・・」という失敗談に続き、「ファックスも、PCでプリントアウト。その前は、ワープロで打って、ワープロの前はタイプ、その前は手書き・・・」などと展開し、「国際電話は、相手と時間を書いて、上司に申請して・・・」と回想。さらに「テレックスが導入された時は画期的だった・・・」などと、山崎豊子小説に登場するような単語が次々と列挙されはじめ、最後には「・・・こんな苦労をしないから、最近はダメなんだ・・・」と、自己帰結。そういう貴方は、モールス信号、伝書鳩、手旗信号、それにノロシも使ってないから、やっぱりダメなんじゃないか?


伝統と技術革新の間を行き来するゴルフ用品でも、似たような事あるでしょ。少し前だがナイキのコンバートドライバー発売時のTVコマーシャルは、伝統vs技術革新あるあるで面白かった。



ちなみに、このコマーシャルは、いつもの時代も革新技術は受け入れられにくいという内容。各時代で革新ドライバーヘッドをベテランがバカしながら、時代を遡る構成で、ナイキコンバートには「お、お前はタイガーか・・・やっぱりチタンだ」→チタンヘッドには「チタン?軽すぎるよ・・・男はスチール」→スチールヘッドには「スチール?ウッドだよ、音も香りも・・・俺は死ぬまでパーシモン」→パーシモンヘッドには「パーシモン?退化だ・・・紳士はビーチウッド」→ビーチウッドには「頭おかしいのか?・・・俺はマレットで充分だ」と昔のスコットランドの場面。最後にコンバートドライバーの画像と共に”PLAY IN THE NOW"というコピーでコマーシャル終了。


このTVコマーシャル、今観てもドキッとさせられる。「飛ばしの新素材?・・・やっぱりアイアンヘッドは軟鉄でしょ」なんて、僕も内心、ちょっと思ってるからな~。たとえアイアンの軟鉄ヘッドにこだわっていなくても、アイアンシャフトに関して「アイアンにグラファイトシャフト?・・・コントロールするならスチールだろ」と、半分バカにしてる人、カナリ多いでしょう(は~い、僕もでーす!)
確かにヘッドスピードが速い男子プロゴルファーは、アイアンには未だにスチールシャフトが主流だけど、ヘッドスピードがアマチュアゴルファーに近い、女子プロゴルファー(特に小柄なアジア系女子プロ)は、アイアンにもグラファイトシャフトが当たり前になりつつある。ドライバー用グラファイトシャフトをアイアン用に改良したような初期のモデルとは異なり、最初からアイアン用として設計され、革新技術を取り入れた最新アイアン用のグラファイトシャフトは、食わず嫌いでは、ただの頑固者。やっぱりデータとって、実力測定しなくちゃ。
以前のテストで、飛びとコントロール性能を兼ね備えていることがわかっている(記事はこちら)、キャロウェイエイペックスアイアン2種で、スチールシャフト、グラファイトシャフトを打ち比べ!



スペック: 
クラブ:キャロウェイ エイペックス CFアイアン 
7番
Calloway_Apex_CF.jpg 

クラブ:キャロウェイ エイペックス プロアイアン 
7番
Calloway_Apex_Pro.jpg 


シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX 6.0 (スチール)
ProjectX_Iron.jpg 

シャフト:USTマミヤ リコイル760F3 (グラファイト)
Recoil_Iron.jpg 


ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


シャフトの重量は、プロジェクトXが120g、リコイルが68g。プロジェクトXのトルクが不明だが、リコイルは4.1。メーカーによると、リコイル760ES F3の適正スイングスピードは、ドライバーで37.8m/s~42.5m/s、ドライバー飛距離で、200~240ヤード。
リコイルアイアンシャフトの最新2017年モデルは、リコイル800シリーズだが、まだ店頭で見たことがない。リコイル800シリーズでは、700シリーズよりも速いスイングスピードのゴルファー向けの商品ラインナップもある。

どのクラブでも、切り返しでからシャフトでエネルギーを蓄積するが、メーカーによるとリコイルシャフトは、スチールシャフトよりも、これが67%も効率的だとか。また以前のグラファイトシャフトよりも、戻りが早いらしい。結果的に、感触もよく、遠くに飛び、コントロール良くなる・・・と、いい事づくし。ま、どのゴルフクラブやシャフトの宣伝でも同じ事言ってるけど。




データ:
Data_Recoil_760.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ー打ち出し角はグラファイトがやや低いが、落下角度、最高到達点、スピン量は、ほぼ同様。
ーグラファイトは、スチールに比べて、ヘッドスピード、ボールスピード、キャリー、トータル飛距離が全てアップ。しかし、ちょっと横ブレも増えてる。
ーつまり当然、最長キャリー、最長トータル飛距離は、どちらもグラファイトが上回る。スチールシャフトでの最長キャリーは、CFアイアンの179ヤード、最長トータル飛距離も、CFアイアンの196ヤードだった。この数字にも充分にビビったが、更にグラファイトでは、最長キャリーが、CFアイアンの182ヤード、最長トータル飛距離も、CFアイアンの199ヤード・・・じっと番手を見る、うん、やっぱり7番だ~。なんかへ~ん。



テスト時の感覚:
ー数値上、グラファイトシャフトは、スチールシャフトよりも52gも軽いが、バランスも変わるためか、シャフト軽さによる違和感は全く感じない。
ーまたグラファイトシャフトにありがちな、頼りなさ、戻り遅さなども、全くなし。不思議なグラファイトシャフトだな~。



今週のコンペに持っていくなら:
グラファイトでは、やや横ブレが増えたものの、最初から数ヤード刻みでコントロールなどできないアマチュアゴルファーの僕には無視できる違い。違和感なく平均的に飛距離が伸びる、進化系グラファイトシャフトは使用に値すると思う。但し、実際のコースで芝の上からの打った時の数値や感覚、またはラフからのヘッド抜け具合なんかは、試していないので若干不安。
不安と言えば、一緒に回る仲間。「は~ん、そろそろアイアンもグラファイトシャフトという事ですか、へへへ・・・」と、たっぷりラウンド中にエイハラを受けること確実。飛ばしても、寄せても、男らしくないとか、アスリートらしくないなど、ヤッカミ120%のヤジを受けることも確実。つまりアイアンで、グラファイトを使いこなすには、スチールの気持ちが必要。我ながら纏めがオヤジ臭くなってきた、やっぱりそろそろグラファイト・・・?


試打後記:
先日のUSオープン。もしかして松山とのプレーオフもありか・・・というワクワクもあり、日本では、寝不足を、北米では、父の日に家族そっちのけという社会現象(?)を生み出した。優勝したブルックス・ケプカが最終日の14番から見せた3連続バーディは、松山応援隊としても、つぇ~と舌を巻かざるを得ず。既に色んなウエッブサイトや雑誌で取り上げられている通り、今回の7,800ヤードもあるコースで、飛ばし屋のブルックス・ケプカは有利だったこともあるが、全体で1位となった4日間のパーオン率86%がスコアに繋がったことは大明白。
このケプカが使用しているのが、今年大ブレイク、日本非売品のミズノJPX-900ツアーアイアン。以前にテストして(記事はこちら)、個人的に”最も欲しいゴルフ用品リスト”現在も堂々の第一位。ケプカUSオープン制覇で、ますます欲しい・・・。
JPX900Tour_Back.jpg 
JPX-900ツアーのテストでは、平均キャリー163ヤード、平均トータル飛距離179ヤード。うん、悪くない、悪くないぞ、充分飛んでるし、アイアンは飛距離だけではない、しかも決して飛ばないクラブではない・・・と言い聞かせながらも、でも、も、ちっとだけ、飛べば完璧なのに、という気持ちがウジウジ残っていた。
今回のグラファイトシャフトテストで、スチールからグラファイトへの変更によって、平均キャリーが6~7ヤードが伸びることがわかった。もしかしてと、ミズノウエッブサイトを再訪問すると以前はなかった、リコイル95のカスタムシャフトが”NEW"の文字と共に追加されてるー、やば~い。ショップにリコイル95置いてあるかなー、テストしてぇ~。



気になったら価格チェック:
ドライバーもアイアンも、シャフトは大事。
お気に入りのアイアンも、リシャフトすれば、格安に6~7ヤード飛ばせるようになるぞ・・・多分。



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