・・・しっかし、これだけ、ネットや雑誌で、
ゴルフの情報が大氾濫してナイル川大洪水と化しているのに、
ゴルファーの悩みが未だに尽きないのは、どーして? スライス、フック。ダフリ、トップ、飛距離不足、ショートゲームで寄せられない、バンカーから出せない、パットを読みきれない・・・ホントは、ちゃんと完結な回答があるのに、業界をあげて隠してるんじゃないのかー?・・・とコースを回る度に、自分の不甲斐なさを
ゴルフ界陰謀論にすり替えてみる・・・また次にガンバろ。
それにしても、
ゴルフ技術はもちろんの事、最新用品、ファッション、
ゴルフに適した車、果てはコースでの頻尿対策まで、ありとあらゆる悩みとその解決方法が、無尽蔵にマッチポンプされている
ゴルフ情報なのに、僕がずっと抱えてきた「悩み」は、テーマにもならない。
♪金も要らなきゃ女もいらぬー、わたしゃもすこし、視力が欲しい!僕が知る限り、北米の全てのゴルフコースはセルフで回る。たとえ超高級プライベートゴルフクラブでも、普通にセルフ。ということは、ボール行方は当然自分達で見極める必要がある。だけど最近、加速度的にボールが見えなくなってきた・・・。ちなみにチャンと超ど級矯正のコンタクトは既に使用中だし、レーシック手術は、視力悪すぎて、矯正しきれないと断られた。ゴルフボールは、少しは見つけやすいイエローが好みだけど、まだまだ僕には見易さが物足りない。
そこで、ずーと気になっていた、
ボルビックの蛍光マットカラーボールをゲット。
ボルビックは、結構前からあるボールメーカーだけど、どちらかというと「カワイイの好き♡」的な女子向けカジュアルゴルフブランドのイメージがあった。しかし最近はバッバ・ワトソンや女子プロゴルファーも使ってるから、相当中身も進化させて来たに違いない。エースボールへの21人抜き昇進を視野に、ちゃんといつものシュミレーターで
テストして、データをとるぞ。
スペック:
ボール:
クラブ①:ウエッジ クリーブランド RTX-3.0
56度
シャフト:KBS 610 ウエッジ 110
7番
シャフト:NSプロ モーダス3 Tour120 フレックスS
クラブ③:ドライバー キャロウェイ GBB
エピック10.5度
シャフト:ハザーダス 50 フレックスS
ちなみに、
ボルビックホームページにある比較宣伝では・・・
ドライバー キャリー:
ー
タイトリスト Pro V1(2016年モデル)よりも、0.6ヤード飛ぶ
ーキャロウェイ クロームソフト(2016年モデル)よりも、8.4ヤード飛ぶ
ーウイルソンスタッフ ディオウレタンよりも、2.2ヤード飛ぶ
ーキャロウェイ スーパーソフトよりも、3.8ヤード飛ぶ
ーブリヂストン e6(2016年モデル)よりも、4.4ヤード飛ぶ
8番アイアン スピン:
ー
タイトリスト Pro V1(2016年モデル)よりも、0.2RPM多い
ーキャロウェイ クロームソフト(2016年モデル)よりも、236RPM多い
ーウイルソンスタッフ ディオウレタンよりも、1,020RPM多い
ーキャロウェイ スーパーソフトよりも、730RPM多い
ーブリヂストン e6(2016年モデル)よりも、566RPM多い
・・・う~ん、比較対象ボールも、差異もビミョー。
箱の裏に、特性あり。
こんな感じ。
見つけやすくて、よく飛んで、柔らかい打感で、見やすくパットラインを読みやすい、そうな。
データ補足:ーウエッジ、アイアン、ドライバーの全てで
ボルビックビビッドの飛距離が、
スリクソンZスターXVを上回った。56度ウエッジの最長キャリーは102ヤード、最長トータル飛距離は116ヤード。7番アイアンの最長キャリーは165ヤード、最長トータル飛距離は180ヤード。ドライバーの最長キャリーは238ヤード、最長トータル飛距離は271ヤード。
ーどのクラブのデータを見ても、
ボルビックビビッドは回転数が少なく、明らかにディスタンス系ボール。
ーボルビック
ビビッドには、ディスタンス系ボール特有の”硬さ”あり。
ーまた少し軽めの打感。
今週のコンペに持っていくなら:
実際にコースでも使用もしたけど、いや~直視できないほど蛍光が強い。アイアンを構えると、フェースに、ボールのピンク色が映り込んで、戸惑うほど。当然の事ながら、コース上でのボルビック
ビビッドの見つけやすさは、イエローの
スリクソンZスターXVよりも、カンゼン段違い。スコアもそこそこ纏まって、全く問題なし。
しかし、ここカナダでは、既に夏は過ぎ去って、落ち葉の季節。イエローよりも、ピンクよりも、フツーのホワイトが一番見つけやすかったですぅ。ショップ店員情報では、ボルビック
ビビッドの中では、意外にもグリーン色が、ラフでもグリーンでも、色沈みすることなく、最も目立つ色との事。これなら、紅葉の季節でもオッケーかも。ご使用にあたっては、季節感とカラーに注意しましょー。
試打後記:
コースでは、当然パットもしたけど、パット打感にシッカリ感があり、パチッという音がする。好みが別れるけど、僕はとっても好き。
一方、手触りはさらっさら。ディンプルも浅く感じる。ベトベト感がある
スリクソンボールと比較しているせいもあるけど、このボルビックのサラサラ感も、なんとなーく、ショートゲームに不安を抱かせるんだよなー。
気になったら 価格チェック:
ゴルフボールのボルビックは、Volvik。水のボルビックは、Volvic。
PS:
引続き、ショップ店員情報。前述の通り、殆ど全てのゴルフコースはセルフで回るのが当たり前の北米ゴルフ。ボルビックビビッドはムッチャ目立つから、ボール探しも早くなるし、これでロスト罰が軽減されれば、正にスコア直結で、色だけでは、すぐにでもエースボールに昇格させたい。でも、打感、軽さ、それにショートゲームの不安があるしなー・・・との悩みに、ショップ副店長が小声で「ボルビックビビッドみたいに強い蛍光色で、
タイトリストProV1, V1X、同等かそれ以上の性能のボールを俺は使ってるぜ」。え、まじっすか、どこどこ?、なんで早く教えてくれないんだよー、今すぐ買って帰る! 副店長、更に小さな声で、「ウチで売ってないんだよ、ドイツからのネット販売だけ」。えー、自分の店で買わないのかよー! そのオドロキも去ることながら、シングルプレーヤーの彼が、そうまでしてコダワルボール、どーしても気になる―。自宅に戻って、湧き上がったゴルフ物欲そのままにググる、お、
タイトリストよりもずっと安い。すぐにお試しセット(5種類,、2球づつ入り!)、ポチったぜ。お試しセットはホワイトだけだけど、到着がたのしみー。ボール持って、またゴルフシュミレーターに走らなくちゃ。