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タイトリスト 718 アイアン。AP1, AP2, AP3の素材、構造の違いによるコダワリを感じたくて、試打してレビュー。

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試打クラブについて:
スポーツの中では、多分最もギアが沢山必要なのが、ゴルフ。矢継ぎ早に出る新商品や、2-3年周期で変わるトレンド・・・こないだまでロングシャフトだったのに、最近は「プロも注目、ショートドライバーシャフト」などの掌返しは当然。「グースネックが復活」、「女子プロも続々切替中、パターもグラファイトシャフト」とか、もう業界の陰謀はやめてくれ。欲しくなっちゃうからー。


この業界あげてのトレンド揺らしマーケティング戦略の中で、不思議とずっと変わらないのが軟鉄(フォージド)アイアン至上主義。事実、アマチュアでも軟鉄にコダワリをもってるゴルファーは多いし、僕自身も軟鉄打感に、かなりヤラれてる。どの雑誌や宣伝でも「ついに軟鉄を越えた」とか「まだフォージドなの?」みたいな宣伝文句は見たことないし。きっと、プロも多くがフォージドアイアンだしな~。


今回試打するのは、新作タイトリスト718APシリーズ。AP1, AP2, AP3, T-MB, MB, CB, と、6種類もの兄弟クラブがある。日本のタイトリスト718APシリーズの宣伝では、AP1,AP3,T-MBがディスタンス系、AP2,CB,MBがツアー系って別けてあるけど、このツアー系3種は、やっぱり軟鉄。北米のゴルファーは日本人ほどには軟鉄にコダワリはないし、こっち(カナダから配信中)の宣伝では、ツアー系とか、素材では区別せず、単純にAP1,AP2,AP3をシリーズ中核として纏めて宣伝している。すっげー乱暴に素材、構造別けすると、AP1→鋳造キャビティ、AP2→軟鉄+タングステンウエイト、AP3→鋳造中空構造+タングステンウエイト。


たとえタイトリスト派じゃなくても、気になる新作718シリーズ。まずは中核のAP1,AP2,AP3テストして、素材や構造が、どんな進化をもたらしたのか、いつもの通りに、データとって確認しなくちゃ。



スペック: 
クラブ①:タイトリスト 718 アイアン AP1
7番 (ロフト30度)
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シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT レッド
DG_AMT_Red.jpg 

いちばんの特徴(知らんけど):
4W, 5Wが中空構造、6W以降はキャビティ構造で、鋳造。
この構造の違い、いいじゃん。なのに何でAP1だけ、3Wがないんだろ?薄くて中空構造にできないのかな?
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プロモビデオAP1:


7番 (ロフト34度)
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シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ツアーホワイト
DG_AMT_White.jpg 
このシャフトだけ、”ツアー”っていうカッチョイイワード入り。

いちばんの特徴(知らんけど):
軟鉄+タングステンの構造
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プロモビデオAP2:


7番 (ロフト31度)
718_AP3.jpg 

シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド AMT ブラック
DG_AMT_Black.jpg 

いちばんの特徴(知らんけど):
オフセンターヒットのミスを抑える許容性。左右にタングステンウエイト入れた中空構造で、鋳造。ヘッドもAP1, AP2よりもひとまわり大きい。
見た目がちょっとだけマッスルバック(ブレード)っぽいので、英語ではHollow Blade(中空ブレード)って呼んでる。
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プロモビデオAP3:


ボール:
そろそろ限界。スリクソン Zスター XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


クラブスペック詳細や特徴は、既に多くのウエッブサイトで紹介されているので写真だけ。
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上からAP3, AP2, AP1

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上からAP3, AP2, AP1

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左からAP3, AP2, AP1
やっぱり、AP3が一回り大きくて、AP2が小さめ。


日本仕様にはないけど、今回のタイトリスト718アイアンシリーズで、北米仕様で特徴的なのが、標準シャフトの重量コンセプト。

北米仕様のタイトリスト718AP1, AP2, AP3に採用されているのは、ご存知トゥルーテンパー社のダイナミックゴールドだけど、今回は新製品のAMTシリーズ。AMTはAscending Mass Technology(・・・多分)の略で、日本語でなんだろ?、上昇質量テクノロジーか?(我ながら、機械翻訳よりも、ヒドイ翻訳だ)。

普通のアイアンセットのシャフトは単位辺りの重さは、どれも同じで、主にヘッドの重さによって、クラブ全体の重さが決まって、セット全体では重さが段階的になってる(とーぜん、PWが重くて、3Wが軽いですね)。例えば、日本仕様タイトリスト718アイアンの標準シャフトの一つである、NSプロ950GHのアイアンシャフトは、どの番手でも「重量98g」という表記。
北米仕様標準シャフトのAMTシリーズでは、シャフト自体の重さを番手毎に3gの違いをつけて、軽いクラブ(例えば3W)はより軽く、重いクラブ(例えばPW)は、より重くなるようにとメリハリをつけている。

AMT_Shaft.jpg 
こんな感じ(黒が普通のシャフト重さ、赤がAMTシャフトの重さ)。つまり、PWがシャフト自体も最も重くて、ロフトが立つほど、段階的にシャフト自体も軽くなる。これによりそれぞれの番手のパフォーマンスが向上。ロングアイアンは、より軽くなりスピードアップして、PWなどでは、よりコントロールが効くようになるとの事。更に、ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティのシャフトは、既に異なる重さになっているから、アイアンからの重さの階段がスムースになって違和感が少なくなる。

僕が現在使用中のアイアンセットでも、3Wアイアンのシャフトだけは、打ちやすいように軽くて柔らかいものに差し替えているので、個人的にはモノスゴイ納得感ありの仕様なのだ。これが世の中のアイアンの、スタンダードになってくれたらいーのになぁ。



データ:
Data_718_AP123.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーAP1, AP2, AP3は、ロフト設定も異なる。テストした7番アイアンではそれぞれAP1→30度, AP2→34度, AP3→31度。結果は、それぞれの番手設定に応じた平均飛距離となった。
Loft_718_APT123.jpg 
ーAP1だけで比較すると(記事はこちら)、飛距離は、716AP1と718AP1で、ほぼ同様。ボールの上がりやすさは前作716AP1がやや上。データは平均値なのでわかりづらいが、ボールの左右へのバラツキやミスへの許容性は、新作718AP1が明らかに上回っている。この飛距離そこそこ、許容性アップは、ピンG400アイアン(記事はこちら)、テーラーメイドM CGB(記事はこちら)等と同じで、完全に最新アイアン製作のコダワリ。ゴルフ業界で闇カルテルしてるんだろーか?
ー最長キャリーは、AP1の164ヤード。最長トータル飛距離もAP1で、177ヤード。



テスト時の感覚:
ー前作716APシリーズと比較して、新作718APシリーズは全体的に打感が柔らかくなって、ボールを運ぶ感覚が増してる。ちゃんと鋳造や、中空構造でも、柔らかくなってるし。
ースイングウエイトのデータがないけど(前述のシャフト特徴があるからかな?)、AP1が最もヘッドに重みを感じた。AP2は、やはり自分で操作したい・・・とは誰もが思っているので、えっとー、自分でちゃんと操作できる上級者向けで、全体に重いけどバランスはどちらかというと手元寄りに感じる。
ーAP3は、データも、感覚も、操作性も、AP1とAP2の、しっかりと中間。いいとこ取り?中途半端?大きい目ヘッドが好みのゴルファーには、APシリーズではAP3しかない!



今週のコンペに持っていくなら:
マジで新アイアンセット探しをしている事もあり、最近の試打はアイアンばっかり。前作タイトリスト716APシリーズには、これといったインパクトは感じなかったけど、新作のタイトリスト718APシリーズは、打感も、操作性も、許容性もアップ。特に、AP1は、飛距離、操作性、ミス許容性のバランスが取れていて、いーわ。カッチョイイのはAP2だけど、ミスヒットには、そのまんまシビアな結果。とは言え、AP2も、しっかり当たればキッチリ飛ぶし、簡単にボールが上がるので、向上心とスコアを同時に満たすポテンシャル有り。AP3は良い具合に中庸で、何よりもミスに強いのが、とっても魅力的。



試打後記:
試打後に、シュミレーターがあるゴルフショップ店員とダベっていると、前回試打、レビューしたテーラーメイド M CGBアイアンの話題に。すると店員の1人が、わざわざM CGBアイアンを一本持ってきて、憤慨した様子で「ガッカリしたぜ、これ」と指差したのは中央にあるM CGBのロゴバッジ。
MCGB_Logo_2.jpg 

彼がM CGBにガッカリした理由は、このバッジが金属製ではなく、プラスチック製だったという事実。触ってみると、確かにちっとばかり、やすっちー。テーラーメイドのウエッブサイトによると、このバッジは、修飾だけじゃなくて、打感、打音、振動吸収の意味があるみたいだから、ま、プラスチック製さもありなんだし、別に僕は気にならないけど・・・とは言えず、「そーだーなー、こりゃヒドイ」と話を合わせてしまった、とってもベリーじゃぱにーず。人によってコダワリ所が異なるのはわかるけど、もーすこし、ゴルフショップ店員らしいところで、こだわろーよ。



気になったら 価格チェック:
カスタム特注で、ちゃんとダイナミックゴールドAMTシャフトも入手できるじゃん。




PS:
いっしょに回った仲間が、カワイイゴルフボール使ってた。遠目ではキャロウェイのクロームソフト、サッカーボール柄と思いきや・・・
Callaway_Maple.jpg 
カナダコダワリのメープルリーフ柄。

で、あらためてネットで見たら、これ、今年2017年に限定発売されてる、カナダ建国150周年記念ボール。中身はやっぱりクロームソフト。でも、ナンバーに150って書いてあるの、いーじゃん。
Callaway_Maple_2.jpg 
150年前っていうことは、カナダ建国は1867年か。お、「人は虚しい」で、歴史で覚えた年号だぞ。



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テーラーメイド M CGB アイアン。「ドライバーでいっぱいのバッグ」・・・は本当なのか、試打してレビュー。

MCGB1.jpg 
M_CGB_03.jpg 




試打クラブについて:
学校のクラスに、必ず数人はいる一人っ子。「自分勝手」とか、「甘やかされて育った」などと、全く本人の責任じゃない上に、いまさら直すこともできない事を責められる。ま、たとえ直す事ができたとしても、本人の努力では、ほとんど、どーしよーもないし。「いちごパックを一人で食べる」とか、「余ったケーキがなくならない」とか、「いつでも好きなテレビ番組を観られる」とか、「自分だけの部屋がある」とか・・・よく考えたら何にも悪いことしてないじゃん! はい、そういう僕も一人っ子でーす。


いつものように無理矢理ゴルフと繋げると、例えばテーラーメイドゴルフクラブ。まだまだバカ売れ中の、M1やM2は、北米では“Mシリーズ”と呼ばずに、“Mファミリー”として宣伝。
M_Family.jpg 
ね、キャップのロゴも”M”のロゴを使って”Family”と読ませてます。


これまで“Mファミリー”は、テーラーメイドM1およびM2のドライバー、ユーティリティ、アイアンの大家族を指していたけど、9月29日に新たに今回試打の、テーラーメイドM CGBアイアンが誕生。ここんところ新商品発表サイクルが妙に早いテーラーメイドだから、現在はアイアン新作だけでも、今回のテーラーメイド M CGB、以前紹介のP790(記事はこちら)、その長兄のP730。他にもP770、P750、M1、M2・・・7種類。
こんなに兄弟がいると、誰が誰だかわからなくならないのか?最新のM CGBアイアンは、これまでの“Mファミリー”アイアンと何が違うのか?北米のキャッチコピーは"A Bag of Full Drivers" (ドライバーでいっぱいのバッグ)は本当か?データ比較で、テーラーメイドM CGBアイアンの特徴をしっかり見極めよう!



スペック: 
クラブ:テーラーメイド M CGB アイアン
7番
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シャフト:NSプロ 840 R (Sで打ちたかったけど、欠品中でした)
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ボール
今回もまたスリクソン Zスター XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  



日本未発売商品(でしょ?)なので、いつもよりも多くスペックを紹介。北米テーラーメイドウエッブサイトで紹介されている特徴は10個。
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①タングステン製重りがついた、マイクロウエイト
②既にお馴染み、フェイス横にあるフェイススロットテクノロジー
③超低重心設計
④ホーゼルに溝がついた、360度フルーテットホーゼル(何か意味あるんだっけ?)
⑤大型で3Dのサウンドバッジ(M CGBって書いてある六角形のロゴ)
⑥360度アンダーカット(多分振り抜きが良くなる)
⑦最大の反発係数(CORって略されます)
⑧これもお馴染みソールに設けられたスピードポケット
⑨フェイスセンターを外しても大丈夫、ICT
⑩ダブルキャビティ設計

⑦、⑨以外は、外見上で確認できる技術設計だし、他クラブからの流用だから、あんまり新鮮さはないかな。このテーラーメイドM CGBの最たる特徴を表すキーワードは、CORとICT。

cgb-5@3x.jpg 
 
CORは、ドライバーで最近よく宣伝される反発係数の事。USGAの規定で、ドライバーの場合は、0.830がギリギリヤバイ。アイアンはドライバーに比べて反発係数が低くなるけど、テーラーメイド M CGBアイアンは、COR値をドライバー並に近づけるのが命題だったらしい。結果、このM CGBは、4番アイアンからPWまで、COR値が最低でも、0.810としている。
しっかし、急にアイアンでCOR値を提示されても、よくわからん。M2アイアンなんかは、“COR値が高い”って書いてあるだけだし。

もう一つのキーワード、ICTは、ドライバーに採用されてきたテーラーメイドの特許技術。ヘッドが大型になるに伴い、オフセンターヒットした際に、慣性モーメントでフェイスが左右上下に向いてしまうのを抑える技術。今回アイアンに応用したところが画期的・・・らしい。

つまり、いつもの通り、よく飛んで、高く飛んで、ミスヒットにつおーいゴルフクラブが出来上がったそうな。


短いプロモビデオ。



データ:
Data_MCGB_Iron.jpg
明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーおお、曲がらない・・・っていうか、どう打っても直進番長香車魂。5回の試打で、左右のブレ値は、0ヤード,1ヤード,4ヤード,2ヤード,2ヤード。凄すぎでしょ。
ーメーカーや機種によって、同じ番手でもロフト角が異なるので、データ補足資料として明記。
Spec_MCGB.jpg
後述するけど、元祖ブッ飛びM2アイアンほどの飛距離はない。7番アイアンでロフト角比較すると、M CGBアイアンが、29.5度なのに対し、M2アイアンは、28.5度と、M2アイアンの方がハッキリとブッ飛び目指した設計。
ーついでに、スイングウエイトも。M CGBアイアンはD0、M2アイアンはD2。M CGBはシャフト設定も、S、R、に加えて、カーボンシャフトも選べるようになっているので、標準シャフト設定からも、M CGBアイアンは、M2アイアンよりも、レクリエーショナルゴルファーとか、初級者、シニア向けっていうことがわかる。
ー最長キャリーは、162ヤード。最長トータル飛距離は、175ヤード。



テスト時の感覚:
ー分厚いヘッドの割には、非常にバランスがよく、ヘッドがよく走るイメージ。軽量のNSプロシャフトのせいかな?
ー最近のブッ飛び系アイアンを打つと、いつも思うことだけど、このM CGBアイアンも、ほんと打感がいい。軟鉄っぽい柔らかさがあって、ボールをフェースに包み込んで運ぶイメージが湧きやすいのに、ちゃんと弾いて飛んてく。スリットやカップフェイスの効果かな、よく進化してるなー。数年前のブッ飛び系アイアンの、硬くて角ばった感じの打感とは大違い。



今週のコンペに持っていくなら:
「ドライバーでいっぱいのバッグ・・・」のキャッチコピーのイメージで臨んだ試打だったけど、う~ん、飛ばない。もしかしたら、スイングが悪いのか・・・と自分が信じられなくなり、ネットでレビューを検索。同社の元祖ブッ飛びテーラーメイドM2アイアンとの比較が数多くあったけど、やっぱり、どこのレビューでも、M2よりは飛んでいない。

M2_MCGB_Data.jpg 
例えばこれ、Golfalot.comの、M2 vs M CGB(6番アイアン)打ち比べデータ。キャリー比較だと、M2が186ヤード、M CGBが178ヤード。は~、良かった、僕のスイングは間違ってなかったー。

M_MCGB_Sole.jpg
M CGBの方が明らかにブ厚くて、大型ヘッド。

このテーラーメイドM CGBは、ソコソコの飛距離+直進性+許容性という部分で、ピンG400アイアンとイメージクリソツ。ピンG400アイアンの記事では、M2アイアンと比較したけど(記事はこちら)、飛距離やボール高さも、M CGBアイアンとG400アイアンの特性は似ている。テーラーメイドのブッ飛びM1、M2アイアンよりも、飛距離は抑えて、その代わりに直進性と許容性を思いっきりアップさせたアイアンっていうことです。
今回のM CGBアイアンの開発責任者のトモ・バイステッド氏(アイアン製作シニアディレクター)は、インタビューの中で、「オフセットやトップラインの厚みなどを気にしない」「私の父のようなハンデ25辺りのゴルファー」をイメージしていると話している。なるほど、AWなんて、もう、とにかく、なりふり構わずにブ厚い。
M_CGB_A.jpg 
ユーティリティか?!



試打後記:
一人っ子ってみんなそうだと思うけど、大家族とか兄弟とかに憧れがあるんだよな。そんな潜在意識が、心と身体に影響するのか、夜にむき出しになるのか、気づいてみたら、うちの子供達は5人兄弟。お土産で一個だけもらった貴重な日本のお饅頭(カナダから発信中)を、まな板の上で五等分しようとする子供達の悪戦苦闘ぶりを、いちごパック独り占め父さんとしては、涙なしでは見られない・・・可笑しすぎて。



気になったら 価格チェック:
たとえ独り身でも、最新Mファミリーは、もう手に入れられる。

【限定商品】テーラーメイド M CGB アイアン[日本仕様]N.S.PRO840 スチールシャフト 6本セット(#5~#9,PW)

価格:97,200円
(2017/10/6 14:45時点)
感想(0件)

 



PS
CGBは、Centre of Gravity Backの略。このCGBの名称、10年ぐらい前に発売されていた テーラーメイドr7 CGBマックスアイアンっていうのがオリジナルらしい。また名機焼き直し、昔の名前で出ていますシリーズかぁ。
r7_CGB.jpg MCGB1.jpg
やっぱり似てるのね。



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ピン G400 アイアン。ブレないG400の、M2との違いは?スイングスピードの速いプロのデータとも合せて、試打してレビュー。

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試打クラブについて
多くのゴルファーが試打を心待ちにしているピンG400シリーズ。そろそろ実践に投入するプロや、広告宣伝、各メディアでのテストなどが実施されつつある。先日の全英オープンでのG400アイアン使用プロは、リー・ウエストウッド、ジョン・デイリー、ブランドン・ストーンなどがいたらしい。

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本ブログでは、既にG400ドライバー(記事はこちら)、フェアウエイウッド 3W(記事はこちら)、フェアウエイウッド 5W(記事はこちら)はテストして、G400シリーズは、直線一発ブッ飛び路線から、左右にブレない正確性を目指している事がデータでわかった・・・で、最近のG400の日本の広告宣伝ったら・・・

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ヽ(´ー`)ノ、やっぱ「ブレない」が、広告でも一番の特徴で来ましたー。「飛びの・・・」みたいなコピーが一番わかり易そうなのに、「ブレない」をトップに持ってくる辺りは、メーカーの筋の通ったコンセプト、コダワリ、正直さがあって、とっても素敵だと思う。

(しかし・・・ゴルフクラブの広告前提だから「反発する」は、ギリギリ解るけど、「抵抗しない」って・・・ガンジーの糸車か?)



今回は、G400試打シリーズ最後の7番アイアン。クラブのコンセプトは既知なので、最新ブッ飛びのM2アイアンと比較して、どれほどの飛距離差なのかが気になるところ。この2017年のテーラーメイドM2アイアンとのガチンコ試打結果を先に書くと、G400アイアンは、やはりドライバーやフェアウエイウッド同様に、一発の飛距離よりも、左右にブレず、ミスに強いアイアンに仕上がっていることがわかった。

試打後に、ティーチングプロによるG400アイアン vs M2アイアンの動画を見つけ、このデータが興味深いので、いつもとは、少し視点を変えて、スイングスピード別に、試打&データ比較!



動画が気になる方はこちら。8分5秒と、ちっと長いです。 




スペック:


クラブ①:ピン G400 アイアン
7番

Ping_G400_Iron.jpg 


シャフト:プロジェクトX 6.0

ProjectX_Iron_60.jpg 



クラブ②:テーラーメイド M2 アイアン 2017年モデル

7番 (写真は6番)

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シャフト:KBS ツアー FLT 120

KBS_TourFLT_120.jpg 


ボール:スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


日本未発売のG400なので、また少しだけスペック紹介。

メーカーによる特徴は以下の4点。


①コアアイテクノロジー

速いボールスピードを生み、飛距離に加え、ボール高さでグリーンに止めることができる。

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②トップレイル アンダーカット キャビティ

コアアイテクノロジーとの組合せで、フェイスたわみが増し、速いボールスピード、高い打ち出し角。CTP(co-molded 3-piece)キャビティバッジが(写真の部品3点を合わせてに鍛造・・・っていう意味かな、多分)、分厚いインパクトとパワフルな音、手応えをもたらす。

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③ハイドロパール クローム仕上げ

プレミアム仕上げにより、40%摩擦を軽減し、雨天やラフからでも、抜けやすく、スピンもかかる。

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④クリーンな見た目

ハイパー17-4ステンレス製ヘッドは、40%強度アップし、フェイスを薄くする事ができ、フェイスたわみにも寄与。フェイスからホーゼルへの形状はクリーンでスリムな見た目。

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ピンG400アイアンとテーラーメイドM2アイアンの見た目比較。

(左がG400アイアン, 右がM2アイアン)

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G400_M2_02.jpg 


G400_M2_03.jpg 


G400_M2_05.jpg 

G400アイアンの方が、M2アイアンよりも若干大きく見える。グースのイメージは同じくらい。






データ:

Data_G400M2_Iron.jpg 

(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)




データ補足:
ーなーんだ、トータル飛距離でプロと変わんないじゃん・・・プロとはキャリーと高さが全く異次元に違うけど。
ピン G400アイアンは、ロフトが 30°、対してテーラーメイド M2 アイアンは、28.5°(ちなみに、G400では、ロフト28.5°にカスタマイズ可能)。しかし最高到達点は、G400とM2アイアンでほぼ同様。これは僕もプロも同じ傾向。
ー飛距離傾向は、僕はM2がより飛び、プロではG400がよく飛んでいる。やっぱりスイングスピードによって違うのかな?サイドスピン、バックスピン傾向も、僕とプロでは反対の傾向。
ーものすご~く、自分勝手に考えると、プロの球、吹き上がり過ぎなんじゃない?7番で全くランしないのって正しいのかしら?このプロ、妙に上半身ムキムキだし。
ーちなみにプロが使用したボールはテーラーメイドTPXで、これはアイアンで飛距離が伸びる傾向あり(記事はこちら)。

ー僕の最長キャリーはM2アイアンで、166ヤード。最長トータル飛距離もM2アイアンで、182ヤード。プロの最長キャリーはG400アイアンで、179ヤード。最長トータル飛距離もG400アイアンで、179ヤード。




テスト時の感覚:
ーピンG400アイアンは、他のG400シリーズ同様に左右のブレが少なく、ミスにも非常に強い。
テーラーメイドM2アイアンは、G400と比較して、捕まりが良く、ナチュラルなドロー軌道。
ー打感はどちらも柔らかく、似た感触。しかしフェイスで弾く感覚はM2アイアンが上。




今週のコンペに持っていくなら:

プロが動画上で提供しているデータにヘッドスピードはないが、7番アイアンでのミート率を1.36程度とすると、プロのヘッドスピードは40m/s前後で僕よりも2.5m/s程度は速い・・・で、結局何がわかったのかと言えば、ヘッドスピードが速く、またしっかりインパクトできる上級者であれば、M2などの、ブッ飛び専アイアンよりも、G400アイアンは、低スピン、ブッ飛びとなる可能性を秘めているということ。これは自分のデータだけではわからなかった、ちょっと新たな発見。

僕が実践投入するのであれば、やはりブレないG400アイアンに魅力を感じる。ミスヒットでも、サイドスピン量を最低限に抑えてくれるので、グリーンを捉える機会も増えそうだし、曲がりにくいとわかっていればコースでもしっかり振り切れて、ますます曲がりにくくなる好循環。




試打後記:

いつも試打に協力してもらっているショップ店員らとも会話したけど、G400シリーズのブレなさは、上級者の彼らも感じてる。しかもドライバー、フェアウエイウッド、アイアンのコンセプトがこれほど同じイメージになるシリーズも珍しいとも。もしも、アベレージゴルファーレベルが、このG400シリーズでクラブを揃えたら、イキナリ相当なスコアアップが期待できる。ま、手の悪いポーカーじゃないから、クラブ全とっかえ!は非現実的なので、自分の不得意クラブをこのG400に変えるだけでも、コースでの自信アップ&スコアアップは間違いなし!・・・お、僕の不得意クラブはユーティリティ、まだショップにお目見えしてませ~ん。早く打ってみたいなー。




気になったら 価格チェック:
今週もまだG400シリーズは売ってません・・・気になるG400を待ってる間に、ロングホール2打目用に、ロングアイアン単品をM2アイアンにするのはありでしょ。 

【2017年モデル】【テーラーメイド】M2 IRONエムツー アイアン 単品(#4,AW,SW)REAX90 JP スチールシャフト【TaylorMade】【日本正規品】

価格:12,096円
(2017/7/28 04:31時点)
感想(0件)



PS:
全英の松山、最終日ちょっと残念でした。でもいつもいつも上位で戦っているのはスゴい安定性と実力。それに、スピースとクーチャーの薄毛マッチプレイ対決も見応えあったなー。



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ピン G400 フェアウエイウッド 3W vs キャロウェイ スチールヘッド 3W。チョ~最新3Wの傾向と対策で、今後のクラブトレンドが見えるか・・・試打してレビュー。

 Steelhead_vs_G400.jpg



試打クラブについて
全英オープン前夜のこれを書いている7月18日のニュースで、フィル・ミケルソンが全英ではドライバーをバッグから抜くかもしれないというニュースが話題になってる。去年の全英オープン覇者のヘンリック・ステンソンもドライバー使わないし、女子プロ飛ばし屋のアリア・ジュタヌガーンもドライバーを入れていない。リンクスコースとの相性はあるとは思うけど、最近のクラブやシャフトは進化度合いが加速しているように思える。これに伴って、ゴルフの常識や習慣も変わりつつあるんじゃないかな。フィル・ミケルソンがドライバーを抜くという、少し前なら想像できなかったような選択も、当然、モデルチェンジ毎に大きく技術革新する最近のゴルフ用品による部分が大。



ピンが満を持して投入したG400シリーズは、これまで試打したドライバー(記事はこちら)と5W(記事はこちら)のデータからは、飛距離を維持しつつも正確性を重視しているコンセプトが良く見て取れた。これってきっとアマチュアゴルファーには朗報だけど、そもそも自分で操作ができる上級者には、物足りないのかもしれない。ましてやドライバーを抜くような選択をするプロにとっては、やっぱり飛距離が重要になってくるわけだし。



スッゲー飛ぶという評判のキャロウェイスチールヘッドXRフェアウエイウッドは、この飛距離重視系のニーズを満たすのかな?思いっきり最新の2つの3Wフェアウエイウッドのデータをとって、今後のフェアウエイウッドやクラブセッティングのトレンドまで見極めるぞ。




スペック:
最新G400フェアウエイウッド試打ルンルン♪と、いつもと同じ軽い気持ちでショップに向かい、3番みっけー。お、こっちも3番みっけー、あ、3番はこっちにみっけー・・・と、入荷されているG400「3番」を思わず二度見+目をこする+額に手を当てて熱の有無確認。え、「3」って刻印されているフェアウエイウッドが3つもあるぞ。これを全部試すのか・・・。


クラブ①:ピン G400 フェアウエイウッド SF Tec
3番 ロフト16度


クラブ②:ピン G400 フェアウエイウッド スタンダード
3番 ロフト14.5度


クラブ③:ピン G400 フェアウエイウッド ストレッチ
3番 ロフト13度
G400_3W_Loft.jpg 

左から、SF Tec 16度、スタンダード 14.5度、ストレッチ13度



シャフト:ピン アルタ CB 65S

Ping_AltaCB_FW.jpg 


このG400標準シャフト、前回の5Wでも試したけど、スペック表示がチョー見づらい。
カモ柄調なので、よ~く探すとスペック出てきます。
イジメか?色弱テストか?写真でわかるかな?

ALTA_FW_Closeup.jpg 



クラブ④:キャロウェイ スチールヘッドXR フェアウエイウッド
3番 ロフト15度

Steelhead_3W.jpg 

かっちょいい・・・



シャフト:三菱テンセイ CKブルー 65S
「天性」かと思ったら、「転生」が正しいようです。
Mitsubishi_Tensei_FW.jpg 

テンセイには今回試打のブルーに加え、ホワイト、オレンジもあり。
ブルーはシリーズ中、最もボール高さが高く、スピン量も多い。 
ついでに英語プロモビデオ。



ボール:スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


スチールヘッドXRフェアウエイウッドは、かなり小ぶり、G400は前作Gよりも大型化。
Steelhead_vs_G400.jpg 


スチールヘッドXRフェアウエイウッドの英語ビデオも。



ついでにG400フェアウエイウッド3種と前回試打した5Wを並べて写真撮ろっと、またまた軽い気持ちで並べてみると、あれ、3番同士で見た目違うぞ・・・。
G400_3W_5W.jpg 
左から、SF Tec 16度(3W)、スタンダード 14.5度(3W)、ストレッチ13度(3W)、SF Tec(5W)


うひゃ、G400フェアウエイウッド3番3種の違いはロフトだけじゃなくて、ヘッド体積も違うのか・・・ならば、これも比較しなくちゃ。


G400 3W & スチールヘッド 3W クラブ比較:

G400_Steelhead_Spec.jpg 

G400スタンダードのフェイスは新素材採用で、前作Gフェアウエイウッドと比較して、28%薄く、18%軽く、30%柔軟になった。結果的にフェイスが6g軽量化され、余剰重量を後ろ側にして、ミスヒットに強くしている。またMOIも5%高くなり、平均ボールスピードが約0.9m/s速くなった・・・との事。


G400 ストレッチは3W専用モデルで、5Wなどには「ストレッチ」の設定がない。ピンのホームページでは、SF Tec, スタンダード説明に”フェアウエイウッド”と記述があるのに対し、ストレッチでは"3 Wood"とのみ記述。ストレッチの説明本文でもティショットに触れられており、ストレッチはティショットを強く意識して作られていることがわかる。



ロフトのバリエーションが多いのは、G400だけではなく、最近のフェアウエイウッドの傾向。スチールヘッドXRフェアウエイウッドも、3+W(13.5°), 3W(15°), 4+W(16°), 5W(18°), Heavenwood(20.5°) (なんで6Wじゃないんだ?), 7W(21°), 9W(24°)と盛り沢山。



データ:

ふぅ、やっとデータまできた・・・

Data_G400_Steelhead.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)




データ補足:
ーG400シリーズの打球高さは、ロフト順に、SF Tec(高め)、スタンダード(中間)、ストレッチ(低め)。平均飛距離上位はこの逆順。
ースチールヘッドXRロフトは15度と、G400ストレッチよりも、角度があるが、どのG400よりも球は上がらない。

ーG400シリーズの最長キャリーはストレッチで、228ヤード。最長トータル飛距離もストレッチで、251ヤード。スチールヘッドXRの最長キャリーは、221ヤード。最長トータル飛距離は246ヤード。




テスト時の感覚:
ーG400 3Wはどれも、先に試打したドライバー、5W同様に、左右にブレにくい正確性がある。平均データでは、どれも似たような結果になったが、クラブが持つ傾向として、SF Tecはつかまり易く、Stretchはフェード系。スタンダードは、適度にドロー、フェードを打ち分け易い。

ーG400シリーズはどれも非常にミスに強く、「あ~、やべっ」位に、オフヒットしても、飛距離の落ち方、左右ブレが極端に少ない。

ースチールヘッドは低スピンで球が落ちずに、直線的に伸びるイメージ。G400シリーズよりもフェイス弾きの良さも感じる。

ースチールヘッドは、小さな見た目のヘッドから持つイメージよりも、つかまり易く、球筋もG400 SF Tecとスタンダードの中間辺りで、軽いドロー系。

ーまたスチールヘッドは、噂通りに非常に良く飛ぶ。一方、G400と比較して。ミスにはシビア。




今週のコンペに持っていくなら:

アマチュアゴルファー中、フェアウエイウッドでボールを芯で捉えて、ある程度思い通りの場所に打てる人って、かなりの限られるんじゃないかな?しかもその前には、3Wフェアウエイウッドを打てるクリーンなライと場所に、ドライバーでティショットを運ばなくちゃいけない。加えて白ティからのティショット、パー5ホール数などを考慮すると、アベレージゴルファーが、フェアウェイで3Wで抜く機会って物凄く少ないはず(プレー中に、もうヤブレカブレになってる人は除く)。個人的にもフェアウエイウッドは不得意で、たとえフェアウェイど真ん中でも、クラブヘッドのカバーはできれば外したくない・・・。こんなお茶目なアベレージゴルファーの3W対応策としては、①打ちやすいフェアウエイウッドをバッグに入れる、あるいは、②ウッドはフェアウエイでは使わない、の選択となる。前述の通り、現実的には使用機会が非常に限られるフェアウエイウッドだから、たとえ打ちやすい最新フェアウエイウッドをバッグに入れても、結局はお飾りになっちゃいそう。っていうことは、やはり3番はフェアウエイウッドでの使用は前提とせず、ドライバー同様にティショット専用と割り切れば、気持ちも楽だし、1W,3Wの使い分けで、ティショットをフェアウェイに乗せられる確立もグッとアップするはず。

G400 3Wは、G400ドライバー、5W同様に、左右ブレの少なさにあらためて感心。スチールXRのぶっ飛び度、弾きの良さは、予想以上だが、フェアウェイを狙うティショット専用3Wとして、G400ストレッチほしー。




試打後記:

別メーカーによる、最新フェアウエイウッド2種だが、フェアウエイウッド役割が多様化してきており、メーカーも様々なロフトやスペックを用意して、多様化に合わせようと苦労していることが透けて見える。メーカー自ら技術革新した結果、ゴルフゲーム自体が変化し、またそれに合わせて技術革新するという、皮肉なマッチポンプ輪廻転生に陥っているが、それで新しい用具が売り続けられるんだから、結果的にマーケティング戦略、スッゲー。

これからはゼッタイ、多くのプロが、ティショット専用に1Wと3W入れることになるぞ(いま始めれば、トレンドリーダー。2018年頃には褒められる・・・かも)。ウエッジもPW, AW, SW, LWの4本傾向だし、パターが1本入るから、残り7本がアイアン/ユーティリティか・・・今後、アイアンセットの本数と売り方、ますます難しそうだな~。




気になったら 価格チェック:
やっぱり、まだまだG400フェアウエイウッドはまだ買えません。フェアウエイウッドが得意であれば、狭いホール、短いホールで、ドライバー代わりにスチールヘッドXR 3Wでティショット。スコアアップとトレンドリーダー間違いなし。
   

PS:
あとはG400アイアンか~。その前に、松山をはじめとする全英オープン出場日本人ゴルファーを応援しなくちゃー。アメリカの放送でも、しっかり映し出される順位でプレーしてくださーい。





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ピン G400 フェアウェイウッド。G400シリーズの方向性とピン社のガッツを、進化の中に見たぞ、試打してレビュー。

 Ping_G400_3W.jpg


試打クラブについて
待望のG400の第一便が、ショップに秘密裏に入荷したのは昨日。第一便に含まれていたのは、スタンダードドライバー、SF TECドライバー(記事はこちら)、3番フェアウェイ、5番フェアウェイウッドのみ。G400シリーズは、これ以外に、アイアン、ユーティリティ、クロスオーバー(アイアン型ユーティリティ)がラインナップ。北米での発売日は、ドライバーとアイアンが7月27日で、フェアウエイウッド、ユーティリティ、クロスオーバーが8月17日と微妙な時間差。もしかしたら自信作のドライバーとフェアウエイウッドで、ファンをつくって、その後でアイアンその他を買わせようとする戦略かしら?


G400ドライバーのヘッドは前作Gドライバーの460ccから、445ccになったこともあり、見た目でかなり小ぶりになったのがわかる。一方、フェアウエイウッドは、構えてみても、大きさ、形での見分けがつけられないほどにクリソツ。

G400_G_FW.jpg 


これはいつか書いたクリーブランドRTX-3.0 vs. ボーケイSM5のそっくり対決(記事はこちら)同様に、一緒に試打して、進化度合いをデータで見極めなければ。今回は5番フェアウェイウッドのデータで検証。



スペック: 
クラブ:ピン G400 フェアウエイウッド
5番 17.5度 (写真は3番)
Ping_G400_3W.jpg 


シャフト:ピン アルタ CB 65S
Ping_AltaCB_FW.jpg 


クラブ:ピン G フェアウエイウッド
5番 17.5度
Ping_G_5W.jpg 


シャフト:ピン アルタ 65S
Ping_Alta_FW.jpg 


ボール:スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


G400標準シャフト名称も、”アルタ”をG標準シャフトから引継ぎ。新シャフト名称はアルタCB。アルタCBのカッパーカラーのシャフトは、渋く洗練されたデザインでカッチョイイな~。
CBは、ピン社独自特許のCounter Balanceの頭文字で、このカウンターバランスデザインでより多くの質量をヘッド側に寄せて、エネルギー伝達をアップさせることができるらしい。
お、ちょっと待てよ。カウンターバランスシャフトということは、G400フェアウエイウッドとGフェアウエイウッドでは、スイングウエイトとか、シャフトバランスとか、ヘッド重さとかも違っているっていう事か。見た目は子供、頭脳は大人の名探偵コナン化しているんだな・・・ならば、スペック比較。


FWシャフト比較:
G400_ALTA_Data.jpg 


5Wクラブ比較:
G400_Club_Data.jpg 


・・・えっ、ロフトも、シャフト長も、ライ角も、スイングウエイトも、フレックスも、重さも、打球高さもスペック、ぜーんぶ一緒じゃん。えっ、しかしヘッド容量はG400が169cc(5番)で、前作の161cc(5番)よりもデカイのか?ドライバーでは大収縮したのに、フェアウエイウッドは膨張してる。このG400フェアウエイウッド5番の169ccは、ちょうど前作の3番フェアウエイウッドと同じ容量。ちなみにG400フェアウエイウッド3番の容量は181ccと、前作から12ccも増量サービス中。



データ:
Data_G400_5W.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーG400フェアウエイウッドは、増えたヘッド容量が、飛距離に反映されない。
ーしかし、ドライバー同様に、G400フェアウエイウッドは、左右のブレが極端に少ない。
ー最長キャリーは、前作Gフェアウエイウッド(5番)の、211ヤード。最長トータル飛距離も前作Gフェアウエイウッド(5番)で、234ヤード。



テスト時の感覚:
ー両クラブのバランス、重量感、打感等はやはりクリソツ。
ーしかし打球は全く異なり、G400フェアウエイウッドは、真っ直ぐ~フェード気味の打球。対してGフェアウエイウッドは、つかまったドロー系。


今週のコンペに持っていくなら:
G400フェアウエイウッドの注目点は、左右のブレの少なさに加えて、打球高さ。ドライバーでも同様に感じたが、G400フェアウエイウッドも、前作Gよりも、球が上がりやすくなっている。平均落下角度は、G400フェアウェイが43度と、Gフェアウエイウッドよりも10度も多く、より真上に近い角度から落ちて来ることがデータでよくわかる。このため、結果的にランを含めたトータル平均飛距離では、前作Gフェアウエイウッドに16ヤード劣るが、平均キャリ―差は、5ヤードとほぼ同様。G400は、ピンをデッドに狙えるフェアウエイウッドに進化している。



試打後記:
G400のドライバーとフェアウェイを試打、データ取得、前作と比較して、G400シリーズの特徴や進化方向がよく見えてきた。元々、ピンのドライバー、フェアウエイウッドの商品ラインナップには、上級者向けのiシリーズと、アベレージゴルファーでもブッ飛ぶGシリーズがあり、Gシリーズは、宿命の如く、ブッ飛び一辺倒に進化してきた。今回のG400では、少し立ち止まり、アベレージゴルファーに何が必要なのかを、再考した感がある。アベレージゴルファーのスコアアップにダイレクトにつながる、左右にブレない正確性、オートマチックな打球高さには、際限のないブッ飛び競争から一歩引いて、ゲームとしてのゴルフの本質に立ち返った、ピンのガッツとコダワリを感じる・・・って読み過ぎかな?



気になったら 価格チェック:
やっぱりG400フェアウエイウッドはまだ買えません。腕に覚えのあるゴルファーなら、安売り中のブッ飛びGドライバーは、今が超お買得。


PS
やっぱりでっかくなったG400 3Wも打ちに行かなくちゃ。



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