試打シャフトについて:ほとんどのプロが、メーカーと契約している
ゴルフクラブでさえも、流行がある。ドライバーでは、今シーズンは、テーラーメイドMシリーズや、キャロウエイのエピックドライバーが明らかに流行。これがクラブほど契約に縛りのない
シャフトになると、流行度合いは顕著。日本でも人気の縞々グラファイトデザインはPGAでも根強い人気だし、最近では三菱レイヨンのクロカゲシリーズがプロのお気に入り。
縞々が目立ってかっちょいい Tour ADシリーズ
PGAで一世を風靡したクロカゲシリーズ(名前がタランティーノっぽい)
ポストクロカゲ、現在のPGAプロの流行
シャフトといえば、やっぱり
HZRDUS(
ハザーダス)。日本の
ゴルフ雑誌にも、ちょこちょこ記事でこの
シャフトが登場するけど、宣伝は見たことないな。現在世界一をキープしている、ダスティン・ジョンソンをはじめとして、使用プロうじゃうじゃ。ドライバー用だけではなく、マキロイはドライビングアイアンで使用中。
名前はかっちょ悪いが、見た目はかっちょいい、
ハザーダス(名前が怪獣っぽい)
試打、データ好きとしては、Tour ADも、クロカゲも、試してきたが、正直あまり良い結果は出ていない。意地になって、今でもジタバタとヘッドを取り替えて打つがやっぱり無理。自明の通り、プロが好むしなりが少ない
シャフトは、ヘッドスピードの遅い、アマチュア
ゴルファーには非常に厳しい。僕の経験では、フレックスをいつもよりも柔らかくしても、
シャフトの基本特性は同様なので、ピンと来ることはなし。
でもダスティン・ジョンソンみたいに飛ばしたい!というわけで、性懲りもなく、プロが好むシャフトに挑戦だ。(ついでに、ダスティン・ジョンソンの内縁の妻ポリーナみたいなモデルとも仲良くなりたい!)
ポリーナの父は、カナダでは"The Great One"と言われるアイスホッケー界のレジェンドスーパースター。
試打した写真のシャフト本体は黒いが、中身はYellowと同じ。
ハザーダスは、現在T1100, Black, Yellow, Redが販売されており、端的にはスピンがこの並び順に少なくなる。ダスティン・ジョンソンはT1100使用中。
ヘッド:テーラーメイド M1 460CC 10.5度
ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル。
データ:
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値。)
データ補足:ー予想していたが、左には行かない。しかし硬いシャフトにありがちの、右にフケたり、すっぽ抜けたりする事はなく、いい具合のフェード球。
ー絶対に左に行かない硬さがあるのに、最高到達点は高い!
ーサイドスピンは少なく、トータルスピンも理想的。
ー最長キャリーは、249ヤード、最長トータル飛距離は、276ヤード。こりゃ、スゲ~。
ー兎にも角にも、第一印象は「飛ぶな~」。
ー今まで試打してきたプロ好みの「棒」のようなシャフトとは明らかに一線を画す、しなり感および打ち易さあり。
ー基本的に捕まりにくいが、しっかり捉えた時の打感の良さと飛距離には圧倒される。前述の最長キャリー、最長飛距離もしっかり捕まり、気持ちよくドローが掛かったボール。
ーシャフトに負けない練習が必要だが、アマチュアで充分に取り扱える範囲内。
今週のコンペに持っていくなら:
M1ヘッドとの相性も良いのかもしれないが、衝撃的な飛距離、高さ、操作性。テーラーメイド契約プロは、M1よりも捕まり易い、M2との組合せが多い。雑誌、ネットの
レビューでも、M1よりもM2の方が、捕まりやすく、飛距離も出るという事だから、M2との組合せも試さなければ。あるいはRedは、よりアマチュア向きなのかな・・・。
試打後記:
今っぽい表現では、これは本当にヤバイ。現在エースシャフトとしては、三菱レイヨンのディアマナアヒーナ75X(ちなみにアヒーナはXスペックでも、ちゃんとしなるシャフト。やや古くて疲れているのもあるけど・・・。)を使用中。色々なシャフトを試しては、エース回帰して来たが、今回ばかりはエース交代させたい気持ち満タン&フル充電。
それにしても、こんなに良いシャフトなのに、どうして積極的に宣伝しなかったんだろ?
気になったら価格チェック:
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