2017年06月の記事一覧│データで見る、US仕様の最新ゴルフ用品

タイトリスト917ドライバー D2 & D3。意味不明数値のジャスティン・トーマス409yに迫れるか・・・試打してレビュー

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試打クラブについて
広告、宣伝作りは、これまでの広告、現在の市場ポジション、企業イメージ、競合、トレンド、さらに膨大な資料や調査結果等などから、ターゲット層向けにベストと思われる方向性や表現方法などを提供する・・・のであれば、きっと仕事はスムース。実際は、広告主の意向、予算、担当者の好み、コダワリ、気分等々で、骨抜きになっちゃう事が殆どだとか。それでも、顧客の購買行動や傾向は既に数値化され、一般常識みたいなものがあるから、ちゃんと守らなくちゃいけない基本もあるそうな。
圧倒的に男性客が多いゴルフ業界では、当然男性向けのマーケティングを採用。で、男性向けマーケティング基本手法のひとつが、”数値”や”スペック”を”具体的”に明示する方法。数字っていかにも客観的で、説得力があって、自分が今使っている道具が、なんだか古くてチンプに思えてくるから不思議。


日本のゴルフ雑誌をちょっと開くだけで、「手にするだけで、+2番手の飛び!」(ヤマハゴルフ)、「3年ぶりとなる優勝を達成した上田桃子」(キャロウェイ)、「ぜんぶ買ったら+40y」(Ryomaゴルフ)・・・数字によって、何かクラブが進化した感が伝わってくる。こっち(カナダから発信中です)でゴルフのテレビ中継で必ず出てくるのがタイトリストPro V1とPro V1Xボールの宣伝。中継トーナメントに於ける、タイトリストボール使用プロ数と次に使用プロ数が多い競合メーカーとの比較広告。今年のUSオープンではこれ。

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この宣伝を見るたびに、タイトリストの人気よりも、2位のメーカーは何処なんだろうと思いを巡らすのが常・・・やっぱりテーラーメイドかキャロウェイかな?

それぞれ、どれも魅力がある”数値”広告だけど、最近ちょっと違和感を持ったのが、日本のタイトリストドライバーの広告。「アダム・スコット / 917D2 9.5 384ヤード」、「ジミー・ウォーカー / 917D2 8.5 408ヤード」、「ジャスティン・トーマス / 917D2 9.5 409ヤード」・・・これには、ふ~んという感想のみ。前モデルや他社ドライバーより飛んだ!みたいな比較もないし、409ヤードなんて、どう考えても普通のコンディションじゃないし。それにタイトリストドライバーって、一発の飛びよりも、総合力が高いイメージだったしな。(更に日本では飛距離重視のVG3もあるし。北米では売ってないけど。)


しかもタイトリストドライバーの広告には、どーして飛ぶのかの説明もないしな~。例えば大ブレイク中の、キャロウェイエピックドライバーの「ジェイルブレイクテクノロジー」とか、テーラーメイドMドライバーの「チタン+6層コンポジットカーボンクラウン」などは、なんだか良くわからないけど、”いかにも”飛びそうな気がしてしまう。


ま、たとえ理由がわからずとも、しっかり飛ぶのであれば、それはそれで良し(・・・たとえ広告的には☓でも)。917ドライバーは、ちょっと旬を過ぎた感があるけど、最近タイトリストドライバー打ってないし、広告で強調される飛距離性能を、しっかり試打してデータで確かめてみよう!



スペック: 
クラブ:タイトリスト 917 D2ドライバー
9.5度
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クラブ:タイトリスト 917 D3ドライバー
9.5度
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シャフト:フジクラ スピーダー 74 ツアースペック
フレックス S
Fujikura_Speeder_74.jpg 
あれ?今までフジクラ "プロ"はあったけど、”スピーダー プロ”が増えてる。
日本にもある”スピーダー エボリューション”や”プラチナム スピーダー”もあるから、こっちでも人気の”スピーダー”シリーズを充実させたのかな?ちなみにスペックは78gで、トルク3.2。メーカーによると中調子で、中弾道。


ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


ご承知の通り、D2が460ccで許容性が、D3は440ccで操作性が高いそうな。
 

ついでにこっちも。

もう一発、シュアフィットも。



データ:
Data_Titleist_D23.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ー試打クラブに装着されていたのは、ドロー用のシュアフィット。元々、引っ掛けグセがあるので、全体的に左巻き弾道が多かった。
ーメーカーの設計意図通り、460ccのD2ドライバーは弾道高めで、キャリーも出る。440ccのD3ドライバーは、D2ドライバーよりも低スピンで、低めの弾道。しかしトータルでの飛距離はD2,D3でほぼ同様。
ー最長キャリーはD2ドライバーの247ヤード。最長トータル飛距離もD2ドライバーの271ヤード。やっぱりヘッドが大きい分、D2には一発の飛びもあり。



テスト時の感覚:
ー前述の通り、左に巻かないように、頑張って意識して打ったけど、数値で見るとスイング軌道が完全にアウトイン。いつもはここまで酷くはないんだけどな。ドロー用シュアフィットとスピーダーシャフト+悪癖の組合せによるもの?
ー前作915ドライバーで気になった金属音もおさまって、917ドライバーは、心地より打球音に。それに相変わらず打感はいいな~、ボール離れ早すぎず、遅すぎず、硬すぎず、柔らかすぎず。
ー左への苦労があったものの、D2もD3も、距離、高さ、スピン量などのデータ数値が良く揃って、とっても実戦向き。打球音、打感、性能・・・やっぱり総合力高いわ~。



今週のコンペに持っていくなら:
僕が試した中で、最も飛ぶ組合せの、2016年M2ヘッド+ハザーダスシャフト(記事はこちら)が、平均キャリー251ヤード、平均トータル飛距離274ヤード。これには及ばないものの、コブラF7+ドライバー(記事はこちら)やミズノJPX-900ドライバー(記事はこちら、ユピテルスイングトレーナーがメイン)などと比較しても、良く飛んでる。しかし、ジャスティン・トーマスの409ヤードとは数光年かけ離れており、イスカンダルから波動エンジンの設計図入手が必要。
シュアフィットと、ホーゼルでありとあらゆる組合せを試してみたいが、今回の試打結果からは、D2ドライバーの安定感と総合力が魅力的。



試打後記:
広告宣伝手法って沢山あるけど、本能としての恐怖心を利用する広告宣伝は、動物的にどうしても気になる。最たるものが、”汗のニオイ”系の広告。事実として、誰でも、夏は汗かくし、当然薄着だし、少しずつ年も取るから、もしかしたらヤバイのかな~と思わせる絶妙な仕掛け。しかも最後に『自分では気づかない・・・』などとボケっと観ていたテレビCMに、不意に後頭部を鈍器で殴られた上に、感性まで完全否定され、「お、俺はダメだったんだ」と人間性崩壊直前にまで追い詰められた次の瞬間、笑顔でワキの下にシュー。「・・・か、買わなくちゃ」。もう少しポジティブになれる宣伝つくってくださーい。
ゴルフ用品ではないけれど、『自分では気づかない・・・』以上にショックを受けたのが、先週の週間ゴルフダイジェストの記事タイトル・・・(この後、問題の記事タイトルを書きます。心臓の弱い方はこれ以上、読み進めないで下さい)・・・タイトル、『シャフトが合わないと一万発打っても上手くならない』。え~!僕の数年間のドライビングレンジでの練習はおろか、今までゴルフダイジェスト自身に掲載したレッスン記事も全否定?!まずシャフトを合わせないと、何をしてもダメなの・・・。これから先、何を信じて練習すればいいんだろう?この記事タイトルで、何人のゴルファーがゴルフクラブを静かにしまい込み、隠遁生活に入ったことか・・・。楽しみに読むゴルフ雑誌ですよ、記事タイトルぐらい、もう少しポジティブにしてくださーい。



気になったら 価格チェック:
タイトリストドライバーは無条件でカックイイし、総合力も文句なし。


PS
もしかして今後、日本のタイトリストドライバーの広告に、どーしてよく飛ぶのか明確にわかるスペックやコピーを入れてくるのかな?高等マーケティング手法か、単なる読み過ぎか?



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キャロウェイ エイペックス アイアン + USTマミヤ リコイル グラファイトシャフト・・・「アイアンにグラファイトシャフトなんて・・・」かどうか、試打してレビュー

試打クラブについて

本ブログはカナダから発信しているが、距離が遠くなる程、コミュニケーションの内容や手段が、いっそう重要になる事を実感。内容は、わかりやすく簡潔にするのは当然として、できるだけ一発で済むように、提案型に。手段は、電話が気軽にできない事も多いから、メール、テキスト、Line, Skype、テレビ会議などは、要件と相手とタイミングに合わせて総動員・・・・っていう話をすると必ずベテランが口にするのが、"昔は大変だった"話。
「最近のインターネットは速いけど、ちょっと前は電話回線だぜ。ピー、ヒョロヒョロなんて、音がして・・・」に始まり、「その前はファックス。トナーがなくなったり、メモリがいっぱいとか、紙が切れたり・・・」という失敗談に続き、「ファックスも、PCでプリントアウト。その前は、ワープロで打って、ワープロの前はタイプ、その前は手書き・・・」などと展開し、「国際電話は、相手と時間を書いて、上司に申請して・・・」と回想。さらに「テレックスが導入された時は画期的だった・・・」などと、山崎豊子小説に登場するような単語が次々と列挙されはじめ、最後には「・・・こんな苦労をしないから、最近はダメなんだ・・・」と、自己帰結。そういう貴方は、モールス信号、伝書鳩、手旗信号、それにノロシも使ってないから、やっぱりダメなんじゃないか?


伝統と技術革新の間を行き来するゴルフ用品でも、似たような事あるでしょ。少し前だがナイキのコンバートドライバー発売時のTVコマーシャルは、伝統vs技術革新あるあるで面白かった。



ちなみに、このコマーシャルは、いつもの時代も革新技術は受け入れられにくいという内容。各時代で革新ドライバーヘッドをベテランがバカしながら、時代を遡る構成で、ナイキコンバートには「お、お前はタイガーか・・・やっぱりチタンだ」→チタンヘッドには「チタン?軽すぎるよ・・・男はスチール」→スチールヘッドには「スチール?ウッドだよ、音も香りも・・・俺は死ぬまでパーシモン」→パーシモンヘッドには「パーシモン?退化だ・・・紳士はビーチウッド」→ビーチウッドには「頭おかしいのか?・・・俺はマレットで充分だ」と昔のスコットランドの場面。最後にコンバートドライバーの画像と共に”PLAY IN THE NOW"というコピーでコマーシャル終了。


このTVコマーシャル、今観てもドキッとさせられる。「飛ばしの新素材?・・・やっぱりアイアンヘッドは軟鉄でしょ」なんて、僕も内心、ちょっと思ってるからな~。たとえアイアンの軟鉄ヘッドにこだわっていなくても、アイアンシャフトに関して「アイアンにグラファイトシャフト?・・・コントロールするならスチールだろ」と、半分バカにしてる人、カナリ多いでしょう(は~い、僕もでーす!)
確かにヘッドスピードが速い男子プロゴルファーは、アイアンには未だにスチールシャフトが主流だけど、ヘッドスピードがアマチュアゴルファーに近い、女子プロゴルファー(特に小柄なアジア系女子プロ)は、アイアンにもグラファイトシャフトが当たり前になりつつある。ドライバー用グラファイトシャフトをアイアン用に改良したような初期のモデルとは異なり、最初からアイアン用として設計され、革新技術を取り入れた最新アイアン用のグラファイトシャフトは、食わず嫌いでは、ただの頑固者。やっぱりデータとって、実力測定しなくちゃ。
以前のテストで、飛びとコントロール性能を兼ね備えていることがわかっている(記事はこちら)、キャロウェイエイペックスアイアン2種で、スチールシャフト、グラファイトシャフトを打ち比べ!



スペック: 
クラブ:キャロウェイ エイペックス CFアイアン 
7番
Calloway_Apex_CF.jpg 

クラブ:キャロウェイ エイペックス プロアイアン 
7番
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シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX 6.0 (スチール)
ProjectX_Iron.jpg 

シャフト:USTマミヤ リコイル760F3 (グラファイト)
Recoil_Iron.jpg 


ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


シャフトの重量は、プロジェクトXが120g、リコイルが68g。プロジェクトXのトルクが不明だが、リコイルは4.1。メーカーによると、リコイル760ES F3の適正スイングスピードは、ドライバーで37.8m/s~42.5m/s、ドライバー飛距離で、200~240ヤード。
リコイルアイアンシャフトの最新2017年モデルは、リコイル800シリーズだが、まだ店頭で見たことがない。リコイル800シリーズでは、700シリーズよりも速いスイングスピードのゴルファー向けの商品ラインナップもある。

どのクラブでも、切り返しでからシャフトでエネルギーを蓄積するが、メーカーによるとリコイルシャフトは、スチールシャフトよりも、これが67%も効率的だとか。また以前のグラファイトシャフトよりも、戻りが早いらしい。結果的に、感触もよく、遠くに飛び、コントロール良くなる・・・と、いい事づくし。ま、どのゴルフクラブやシャフトの宣伝でも同じ事言ってるけど。




データ:
Data_Recoil_760.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ー打ち出し角はグラファイトがやや低いが、落下角度、最高到達点、スピン量は、ほぼ同様。
ーグラファイトは、スチールに比べて、ヘッドスピード、ボールスピード、キャリー、トータル飛距離が全てアップ。しかし、ちょっと横ブレも増えてる。
ーつまり当然、最長キャリー、最長トータル飛距離は、どちらもグラファイトが上回る。スチールシャフトでの最長キャリーは、CFアイアンの179ヤード、最長トータル飛距離も、CFアイアンの196ヤードだった。この数字にも充分にビビったが、更にグラファイトでは、最長キャリーが、CFアイアンの182ヤード、最長トータル飛距離も、CFアイアンの199ヤード・・・じっと番手を見る、うん、やっぱり7番だ~。なんかへ~ん。



テスト時の感覚:
ー数値上、グラファイトシャフトは、スチールシャフトよりも52gも軽いが、バランスも変わるためか、シャフト軽さによる違和感は全く感じない。
ーまたグラファイトシャフトにありがちな、頼りなさ、戻り遅さなども、全くなし。不思議なグラファイトシャフトだな~。



今週のコンペに持っていくなら:
グラファイトでは、やや横ブレが増えたものの、最初から数ヤード刻みでコントロールなどできないアマチュアゴルファーの僕には無視できる違い。違和感なく平均的に飛距離が伸びる、進化系グラファイトシャフトは使用に値すると思う。但し、実際のコースで芝の上からの打った時の数値や感覚、またはラフからのヘッド抜け具合なんかは、試していないので若干不安。
不安と言えば、一緒に回る仲間。「は~ん、そろそろアイアンもグラファイトシャフトという事ですか、へへへ・・・」と、たっぷりラウンド中にエイハラを受けること確実。飛ばしても、寄せても、男らしくないとか、アスリートらしくないなど、ヤッカミ120%のヤジを受けることも確実。つまりアイアンで、グラファイトを使いこなすには、スチールの気持ちが必要。我ながら纏めがオヤジ臭くなってきた、やっぱりそろそろグラファイト・・・?


試打後記:
先日のUSオープン。もしかして松山とのプレーオフもありか・・・というワクワクもあり、日本では、寝不足を、北米では、父の日に家族そっちのけという社会現象(?)を生み出した。優勝したブルックス・ケプカが最終日の14番から見せた3連続バーディは、松山応援隊としても、つぇ~と舌を巻かざるを得ず。既に色んなウエッブサイトや雑誌で取り上げられている通り、今回の7,800ヤードもあるコースで、飛ばし屋のブルックス・ケプカは有利だったこともあるが、全体で1位となった4日間のパーオン率86%がスコアに繋がったことは大明白。
このケプカが使用しているのが、今年大ブレイク、日本非売品のミズノJPX-900ツアーアイアン。以前にテストして(記事はこちら)、個人的に”最も欲しいゴルフ用品リスト”現在も堂々の第一位。ケプカUSオープン制覇で、ますます欲しい・・・。
JPX900Tour_Back.jpg 
JPX-900ツアーのテストでは、平均キャリー163ヤード、平均トータル飛距離179ヤード。うん、悪くない、悪くないぞ、充分飛んでるし、アイアンは飛距離だけではない、しかも決して飛ばないクラブではない・・・と言い聞かせながらも、でも、も、ちっとだけ、飛べば完璧なのに、という気持ちがウジウジ残っていた。
今回のグラファイトシャフトテストで、スチールからグラファイトへの変更によって、平均キャリーが6~7ヤードが伸びることがわかった。もしかしてと、ミズノウエッブサイトを再訪問すると以前はなかった、リコイル95のカスタムシャフトが”NEW"の文字と共に追加されてるー、やば~い。ショップにリコイル95置いてあるかなー、テストしてぇ~。



気になったら価格チェック:
ドライバーもアイアンも、シャフトは大事。
お気に入りのアイアンも、リシャフトすれば、格安に6~7ヤード飛ばせるようになるぞ・・・多分。



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ピン G ドライバー。お買い得品vs最新人気モデルのエピックドライバー、4機種まとめ打ちで見えたものは・・・試打してレビュー。

試打クラブについて:
日本で、夜の7時以降にスーパーマーケットで、お刺身なんかが半額になるとか。本ブログを書いているカナダでよくあるのが、昨日焼いたパンが、翌日半額とか、古い果物や野菜がまとめてお買い得になってるとか。パンならトーストしたり、フレンチトーストしたり、野菜だっていたんでるところは切り取ればいいし、ちょっとぐらいカビ生えてても、安くてお得なら、個人的には全く問題なーし。(ちなみに歯磨き粉もグルグル巻にして指がうっ血するほど圧迫して使い切り。更にチューブをハサミで半分に切って、しぶとく内側にのこっている歯磨き粉を歯ブラシに直接つけて使い続け。)
Day_Old_Bread.jpg 

そんなド経済的な僕がゴルフショップで一番気になるセールが、モデル切替時期のセール。中古クラブのセールと違ってちゃんと新品だし、性能未知数の新モデルよりも、発売から時間が経過したモデルは、沢山の試打レビューや販売実績などで、良し悪しがしっかりと確立されているから大失敗はしない。


しかし現実では、新製品が発売される度に、新コンセプトや革新技術が、魅力的な広告に姿を変えて、僕の両肩をがっちり掴んで、前後に激しく揺さぶりながら「これでスコアが縮まるんだぞ」と、僕のとっても弱い心をさらにフニャフニャにする。思わず「おーそーかー、スコアはお金で買うのか・・・」
否、待て。例えば最近なら”エピックドライバーvsM2ドライバー”のような新製品同士の比較やレビューばかりで、最新モデルありき。でも7時過ぎのお買い得品vs作りたて最新人気モデルを実際に試してないじゃないか。


今回テーマのピンGドライバー、既にUSオープンで後継機が目撃され始めている・・・ということは、ロングセラーのGドライバーがお買得になる7時が近いぞ。
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既にエピックドライバーは試打したけど、改めて、お買い得品vs最新人気モデルを、同じ日に一気に打ち比べて、ちゃんとデータをとって、しっかりと見極めなくちゃ。



スペック:
ヘッド:
ピン G ドライバー
9度
Ping_G_Driver.jpg 

ピン G LS Tec ドライバー
9度
Ping_G_LST.jpg 

キャロウェイ GBB エピックドライバー
10.5度
GBB_Epic_Driver.jpg 

キャロウェイ GBB エピックサブゼロドライバー
10.5度
GBB_Epic_Subzero.jpg 


シャフト:
ピンドライバー用
ピン ツアー 65
フレックス S
Ping_Tour_65.jpg 

キャロウェイドライバー用
アルディラ ローグ マックス 65
フレックス S
Rouge_MAX_65S.jpg 


ボール:
今回もスリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


いつものようにクラブ詳細は割愛。
でも一つだけ特質紹介。Gドライバーの特徴は、何と言ってもクラウンにあるトンボの羽根からヒントを得たという空力性能アップのタービュレーター。好みが分かれそうだけど、メカっぽくて、ちょっとカックイイ。
Ping_Turbulator.jpg 



データ:
Data_G_Epic.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーG LS Tecは、上級者好みの、とにかく左に行かない弾道。
ー試打時に、G LS Tecの方が、Gドライバーよりも、かなり飛んてるイメージだったけど、結果的にほぼ同じ飛距離。それどころか、G LSの”LS”は、Low Spinの頭文字のはずだけど、G LS Tecの方が、Gよりもバックスピン量が多い・・・僕の技術不足?
ー対してエピックドライバーは、サブゼロが”ちゃんと”低スピンという結果。
ーピンドライバーの最長キャリーは、G LS Tecの249ヤード、最長トータル飛距離も、G LS Tecの275ヤード。キャロウェイドライバーの最長キャリーは、サブゼロの260ヤード、最長トータル飛距離も、サブゼロの287ヤード。凄すぎる~、さすが最新超人気機種、まいりました。


テスト時の感覚:
ー今回試打したGドライバーのピンオリジナルシャフトは、北米では「Gドライバー with ツアーシャフト」として販売されており、「ツアーシャフト」ではない通常モデルよりもC$40ほど高い。通常シャフトもピンだが「アルタ55」という「ツアーシャフト」よりも軽量でトルクも低いモデル。これも数球試打したが、しっかり打感のヘッドに対して、シャフト剛性に頼りなさを感じた。

ピン アルタ55(色はカッチョイイ、これを選ぶならフレックスXか?)
Ping_Alta_55.jpg 

エピックに比較して、エピックサブゼロは確かに一発の飛びはある(今回サブゼロでシュミレーター飛距離自己新達成!)が、反面、ミスに非常にシビア。マメの上にマメができるまで反復練習必須。



今週のコンペに持っていくなら:
うっかり7時を過ぎたのに気づかなかったらしく、Gドライバーのセール、もう始まってます。Gドライバー(ツアーシャフト付きモデル)定価C$589.99が 、赤札 $100引きの、 $489.99。対して新鮮超人気商品のエピックドライバーはC$659.99。その差C$170、う~ん。
Gドライバーは飛距離に加えて、左右への安定感あり。実際のコースなら、このクラブへの信頼感で、よりしっかり振り抜けるので、結果的にエピックドライバーよりも飛ぶかも。早い者勝ちですよー。



試打後記:
Gドライバー、ヘッドスピード速っ!G30発売当初から話題になっていた、タービュレーター。メーカーの宣伝でも、あちこちの試打やレビューでも、ヘッド周りの空気を整流してヘッドスピードがアップすると書いてあった。しかし正直なところ、「・・・んなわけないじゃん。宣伝ゴクロウサマ~」と完璧に無視してた。Gドライバーは以前に試打して飛ぶなとは思ったけれど、ちゃんとデータをとって比較、分析したのは今回が初めて。
ヘッドスピードには無頓着だったし、前述のようにタービュレーターは完無視していたので、今回シュミレーターのデータを見て驚愕。それでも「・・・んなわけない」と思いながら、意地になってエピックドライバーと交互に打ち比べなどもしたが、いや、ホントにGドライバーのヘッドスピードは速い。タービュレーターちゃんと効いてます。G30, Gドライバーとタービュレーターを受け継いでいるのには、ちゃんと技術的な裏付けがあるのね。

ヘッドスピード平均速度で4m/sの差があるにもかかわらず、エピックドライバーの飛距離はGドライバーよりも明らかに上。ググるとトップに出てくるヘッドスピードと飛距離の関係、ヘッドスピードx5.55=飛距離の計算式を当てはめると・・・
Gドライバー LS Tec:理論値47.2x5.55=261.96ヤード > 今回の試打値246
エピックドライバーサブゼロ:理論値45.2 x5.55=250.86 < 今回の試打値253
・・・つまり、ジェイルブレイクテクノロジーも、ちゃんとカナリ効いています。

ということは、Gドライバーが持つ弾き性能は、あまり高くないということ?これがもしエピックドライバー並の弾き性能を得ると、47.2x(253/45.2)=264.19ヤード!わ~い、これならまた飛距離新記録更新だ。新GドライバーのG400の写真をもっかい、よく見ると、あるあるちゃんとタービュレーター!僕でも気になるくらいだから、メーカーも、G400ではしっかりと弾き性能をアップさせてくるはずだ。こ、これは、G400を試さなくは・・・ゴルファーの欲はとどまるところを知らない。



気になったら価格チェック:
エピックドライバー+タービュレーターは、たぶん出てこないので、お買得で安定感のあるGドライバー買っとこ。

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キャロウエイ エイペックスCF vs エイペックスプロ アイアン。1位に選ばれるにはトガッた理由があった・・・試打してレビュー。

試打クラブについて
日本同様に北米にも様々なゴルフ関連ウエッブサイトがあるが、Golf WRXはその最大手の一つ。この記事を書いている6月12日のトップページは、「USオープンでマキロイはテーラーメイド スパイダーパターを使用するか?」、「ピン G400ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、クロスオーバー」、「スカイトラック ゴルフシミュレーター」、「トゥルーテンパー DG115シャフト」・・・など、ゴルフ用品好きとしては、職場にいても、人目を盗んでそっとクリックしたくなる魅惑的なものばかり(気になる方は、こちら。但し仕事中の方は見つからないよーに。)


このサイトの5月26日の記事(こちら)が、「メンバーが選ぶ、ベスト ゲームインプルーブメントアイアン」あった。最近北米でよく使われるこの”ゲームインプルーブメントアイアン”というカテゴリー、「スコアを縮めるお助けアイアン」って感じで、レベル的には、基本をマスターした中級、中上級者が、より飛距離を伸ばせて、パーオン率を高めることを期待できるアイアン。もう少し具体的にはポケキャビなんかがこのカテゴリー。もう少しスコアを伸ばしたい!と貪欲に願ってるアマチュアゴルファーが気にかけるボリュームゾーン。


で、この記事で選ばれたのが・・・
1位キャロウェイ エイペックスCFアイアン(19.45%)
Calloway_Apex_CF.jpg 

2位ミズノJPX-900フォージドアイアン(18.84%)
ブログ記事はこちら (以前に試打したのは”フォージド”ではなく、”ツアー”のみ)
JPX900_Forged.jpg 

3位ピンi200アイアン(17.84%)
ブログ記事はこちら
Ping_i200.jpg 

4位スリクソンZ565アイアン(15.62%)
ブログ記事はこちら
Z565.jpg 


・・・1位に選ばれているキャロウエイ CFエイペックスアイアンだけ試打してない!2,3,4位の順位は僕も同感。2位のミズノは相当印象よかったぞ、エイペックスはホントにその上をいくのか?更に上級者向けのエイペックスプロアイアンと合わせて試打して比較だ~。



スペック: 
クラブ:キャロウェイ エイペックス CFアイアン 
7番
Calloway_Apex_CF.jpg 

クラブ:キャロウェイ エイペックス プロアイアン 
7番
Calloway_Apex_Pro.jpg 


シャフト:トゥルーテンパー プロジェクトX 6.0
ProjectX_Iron.jpg 


クラブヘッド比較
やっぱりプロアイアンの方が、ヘッドが小さめで薄め
左エイペックスプロアイアン、右エイペックスCFアイアン
Apex_CF_Pro.jpg 

左エイペックスプロアイアン、右エイペックスCFアイアン
Apex_CF_Pro_02.jpg

エイペックスプロだけに”Forged"と書いてあるが、プロもCFもどっちもフォージドアイアン。
CFアイアンは、キャロウェイ初の360°カップフェース+フォージドだそうな。
またプロアイアンは、6番~PWに小さな穴を設けて重心調整、3番~5番はその穴にタングステンを埋め込んで低重心設計にしているらしい。

プロモーションビデオ
エイペックスCFアイアン (日本語字幕)

エイペックスプロアイアン (日本語字幕付き)


ボール:
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  



データ:
Data_Apex_Iron.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ー予想通り、プロアイアンはよりミスにシビア、CFアイアンはより飛ぶ。プロアイアンの7番のロフトは、34°、対してCFアイアンの7番のロフトは、31°とほぼ1番手分違う。平均飛距離も、データの通り、当然一番手分は違ってる。でもロフトが立っていることを全く感じさせない打ちやすさ。
ー最長キャリーは、CFアイアンの179ヤード、最長トータル飛距離も、CFアイアンの196ヤード。うひゃ~、まだ7番だぞ・・・。
ープロアイアンのデータの揃い方がスゴい。スピン量、高さ、キャリー、トータル飛距離・・・どれも、同じような数字が並んだ。



テスト時の感覚:
ープロアイアンの打感の良さにちょっと感動。フォージドとは言え、アメリカンな大味ビッグマックバーガー風味を予想していたが、これはアメリカンでも、ケンタッキーバーボン並の繊細な風味ある打感(あくまでも個人の感覚です・・・)。
ーカップフェースのCFアイアンもまた、フォージド風味が良く効いている・・・いいわ、これ。



今週のコンペに持っていくなら:
改めて、Golf WRXの投票結果は、以下の通り。
1位キャロウェイ エイペックスCFアイアン
2位ミズノJPX-900フォージドアイアン
3位ピンi200アイアン
4位スリクソンZ565アイアン
この4機種なら、このまんまの順位で、僕の「コンペに持っていきたい順」と一緒。但し、エイペックスCFアイアンを1位にする理由は、何と言っても、その圧倒的な飛距離。人よりも小さな番手で軽く打って、同じ組の奴らをビビらす(でも競技中にクラブ番手のことを話すとルール違反だから、気をつけましょう)。
プロアイアンとCFアイアンの比較では、やはり感動の打感を持つプロアイアンを使いたい。7番の平均キャリー160ヤードは、十二分に飛んでるし。それに試打でのデータの揃い方で、非常に実戦向きなクラブとも言えるし。




試打後記:
同じGolf WRXで、5月5日の特集記事は、「メンバーが選ぶ ベスト プレーヤーズアイアン」だった。プレーヤーズアイアンは、カテゴリー的には競技者(プレーヤー)向けのアイアン(記事はこちら)。ランキングは・・・
1位ミズノJPX-900ツアーアイアン(14.76%)
2位スリクソンZ765(11.32%)
3位タイトリストAP2アイアン(10.95%)
4位ピンiブレード(9.14%)
5位キャロウエイエイペックスプロ16アイアン(9.07%)

もう一発ついでに「メンバーが選ぶ ベスト ドライバー」(記事は、こちら)はどうだ。
1位キャロウェイGBBエピックサブゼロドライバー(16.91%)
2位キャロウェイGBBエピックドライバー(14.91%)
3位テーラーメイドM2ドライバー(11.86%)
4位テーラーメイドM1 460ドライバー(11.81%)
5位タイトリスト917D2ドライバー(6.65%)

ふ~、今回は数字がいっぱいだ。あ、タイトリストのアイアンもドライバーもデータ取ってないという事に気付いた・・・ポッカリ抜け落ちてる。早速試打して、Golf WRXの記事を確認しなくちゃー。



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クリーブランド RTX-3.0 ウエッジ。ボーケイSM5とのスピン量ガチンコ勝負に、差別社会を垣間見た・・・試打してレビュー

試打クラブについて:
グリーン手前まで2打で来たのに、カップまであと30ヤードで、4打も掛かった・・・なんて、アマチュアにはザラ。以前にも書いたが(記事はこちら)、グリーン周りのアプローチやウエッジショット精度が、物凄くスコアメイクに重要であることは、よくよくわかっている。日本のゴルフ雑誌で、アマチュアが2打目までを打ち、そこから3打目以降は、アマとプロが別のボールで勝負して、スコアの差を調べる興味深い実験記事があった。アマチュアが90台なのに対し、プロはちゃんと70台に纏めてしまう。つまり、平均スコア90台のアマチュアゴルファーでも、ウエッジで確実に寄せて、パットを決めれば、常時70台はカンタン、カンタン。


とは言え、飛距離だけを考えるウッドや、番手を使い分けられるアイアンとは異なり、振り幅、インパクト、フェイス開き具合、グリーン傾斜、ピンポジション、ライ、芝の状態、自分の腕前、疲れ方、精神状態、同じ組の人達との関係・・・等々、数値のような、感覚のような様々な係数を、順列組合せサインコサイン鶴亀算で、素早く計算して、精密なショットを繰り出すウエッジは、曼荼羅に宇宙を見るような深淵さと、ルフィが海賊王になるような果てしなさが、トキワ荘に同居しているように複雑怪奇。これじゃ、やっぱりウエッジで常に距離を合わせるのはキッパリ、ムリ。


このゴルフに於けるポアンカレ予想を、スラスラと解明してしまうのが、PGAプロのアプローチにみる、あのバックスピン力・・・と個人的には希求中。だって、確実にボールから捉えるアプローチで、あれだけキュキュッとスピンで止めることできれば、考えるのは落とし所だけでいいじゃん。そしたらアプローチ、ちょーカンタン。


つまり、やっぱり必要なのはバックスピンが効くウエッジだ。あまりショップで試打させてくれないウエッジだが、スピンが効くという噂の新品クリーブランドRTX 3.0と、現在使用中の中古ボーケイSM5を比較。70台が出ない理由は、現在使用中のウエッジのせいなのか?



スペック:
クリーブランド RTX-3.0 ウエッジ
V-MG 56度
RTX3.jpg 

KBS 610 ウエッジ 110
KBS_610_Wedge.jpg 


タイトリスト ボーケイSM5ウエッジ 2016年モデル
Sグラインド 56度
Vokey_SM5_S.jpg 

ボーケイシャフト
トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ウエッジフレックス
DG_Wedge.jpg 


ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  


隆の鶴 vs 闘牙のそっくり対決を彷彿とさせる。(左SM5, 右RTX-3.0)
RTX3_SM5_Back.jpg

左SM5, 右RTX-3.0
RTX3_SM5_Sole.jpg

左隆の鶴、右闘牙、否、逆かな・・・
Sumo.jpg 


ついでにクリーブランドによるPV。 日本語字幕付き。



データ:
Data_RTX3_SM5.jpg 
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーキャリー、トータル飛距離は、ほぼ同様。
ー注視するのはバックスピン量。ボーケイは2016年モデルだが、使用頻度も少ない(多くのラウンドで、今回テストで使用した56度ではなく、別のボーケイ58度を使用)ので、RTX-3.0とのバックスピン量の差には驚き。
ー最高バックスピン量は、RTX-3.0の、10,267回転。ちなみにSM5の最高バックスピン量は、9,963回転。
ー以前に掲載した(再び、記事はこちら)タイトリストがウエッジロボットでテストしたデータ(ボーケイSM6 56度 Fグラインド)では、バックスピン量が8,600回転で、打ち出し角度が33度だった。うー・・・どう考えればいいんだろ?



テスト時の感覚:
ーRTX-3.0は、手にした瞬間に明らかに「軽い」。日本のゴルフ雑誌のウエッジ特集記事にも同様に「軽い」という記述があった。メーカー説明でも、旧モデルよりもホーゼル短くして7g,またマイクロキャビティーという小さなキャビティを内部に設けて2g,合計9gを軽くしたらしい。使いはじめはフルショット時に頼りなさを感じたが、慣れれば全く問題なしで、むしろ小さなスイングはしやすい。
ー重さによる手応えのせいか、飛距離やスピン量はSM5の方が、明らかに上回っているとう感覚を持ってテストしていたので、結果は意外。やっぱりデータって大事だー。



今週のコンペに持っていくなら:
プロゴルファーの間でも愛用者が多いという事もあり、僕自身の中にもボーケイ神話を抱えていたことに気づかされた。実際に、コースや練習場で他のウエッジを借りて使用しても、手応えに物足りなさがあり、やっぱりボーケイ、スゲ~と、データなしの感覚だけで無意味な再確認をしていたようだ。もちろんゴルフに感覚は重要な要素なので、スピンを自在に操ることのできるプロゴルファーにとっては、感覚も含めてボーケイ、スゲ~と愛用し続けるのかもしれない。一方、アマチュアゴルファーには、オートマチックに沢山バックスピンが掛かる方が、素直に有り難い。

記事が複雑になるので、ここまで無視してきたが、実際にコンペに持っていく事を考えると、サイドスピン量も気になる。ここでもデータ上、RTX-3.0の方が明らかにサイドスピン量大。個別データでも、RTX-3.0は、2,000回転台が並ぶが、SM5は全て1,000回転台後半。横ブレデータの差は、100ヤードの距離を打って、平均3ヤードの差。しかしRTX-3.0の方が、グリーン着地後にバックスピン量で止まりやすいから、実際の差は3ヤード以下になるはずで、サイドスピン量に起因する横ブレ問題は無視できる範囲内と思料。

グリーン周りからの、キュキュッと止まるアプローチを目指すのが本来の目的だから、オートマチックスピンのRTX-3.0をラウンドで試してみたいなー。これさえあれば、70台が出る気がしてきた。



試打後記:
このウエッジ、RTXは日本語で「ローテックス」とカタカナで読ませてるけど、北米でローテックスって呼んでる人はいない(アール、ティー、エックス)。ウエッジのフェイス溝の形状を、Rotex Face Technologyと名付けているらしい。このRotex、辞書にない単語。ネットでは、カップリングの商品名だったり、ロータリークラブの一組織だったり、大きな産業用選別機械だったり、ダイキン下の暖房システムだったり・・・と、自分でも何を書いているのかチンプンカンプン。旧モデルにはあった意味不明だけカッコイイ「588」もRTX-3.0ではなくなっちゃったしな。

ウエッジ名称で有名な逸話があるのが、キャロウエイのウエッジ、Mack Daddy。フィル・ミケルソンが試打後に、性能の良さに感嘆して、"Mack Daddy!"と叫んだとか、ホントかな?
この場合のMackの意味は、隠語に近く、売春斡旋業者やヒモのこと(語源はフランス語の"maqereau")。これに直訳で父となるDaddyが付くと、そのボスみたいなスゲーやつとなる。転じて、女性を力と金で支配する男らしい男みたいな意味になるらしい(僕のイメージ、某国大統領)。こんな男尊女卑&ピンク由来の名前を、ゴルフ用品に堂々と付けてもいいのかしら?(お、ボーケイのSMも実はそっち系か・・・)



気になったら価格チェック:
今回のデータで、ウエッジは最新がいいということがわかった。
あ、男尊女卑で、まとまったぞ。「女房と畳とウエッジは新しい方がいい」。



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プロフィールと、このブログについて

USテス太

Author:USテス太
月イチプレイのアマチュアゴルファー
右利き 平均スコア90前後

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日本ではレビューされにくい非正規品や、最新ゴルフ用品を試打してレビュー。
感想や紹介よりも、データや数値を中心に、北米からからレポートします。

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