秋から冬にかけては、新しいドライバーが少なくて、ショップで何を試打しようかなかなか決まらないことが多いけど、ここんとこショップに行くと、「うっひー、打つ打つ打つ、ワンワンワン、チンチンチン」となることばかり。ちょーど、ここ数週間が、北米では人気ドライバー新製品発売時期ということもあり(本ブログはカナダから発信中!)、前々回のコブラキングF8, F8+ドライバー(記事は
こちら)、前回のキャロウェイ
ローグ、
ローグスター、
ローグサブゼロ(記事は
こちら)とヨダレでっぱなし。・・・で、今回もきたよん、新着発売前のテーラーメイド
M4ドライバー!
大手メーカーは、ハクション大魔王がぶら下げてるような、おっきなガマグチで、トッププロ
ゴルファーのスポンサーになるわけだから、当然かもしれないけど、本格的にトッププロが参戦し始めた今年に入ってからのPGAツアー4回のうち、3回の優勝がテーラーメードMドライバー使用
ゴルファー。ダスティン・ジョンソン、ジョン・ラーム、ジェイソン・デイ・・・なんだか迫力ありすぎ&ヒゲが濃い面々。しっかもテーラーメイドは、タイガー・ウッズもいるし、ローリー・マキロイもいるし、ジャスティン・ローズもいるし・・・読売巨人軍か?
(こいつらの総資産で、カナダの年間国家予算ぐらいになりそ。オトモダチになりたいわー)
前回
レビューしたキャロウェイ
ローグドライバーには、久々の
ハートにドキューン、カ・イ・カ・ン。メキシコ国境に壁を建設する予算と、
ローグドライバーを買う予算のどちらが先に現実味を帯びるのかわからないけど、気持ちはすっかり購入モード。コブラキングF8+ドライバー、
ローグドライバーとしっかり試打して比べてきたんだから、この際、「ローグドライバーを念頭」にM4ドライバーもしっかり試打して、データで違いを見極めよー・・・っていうか、ローグドライバーの良さを再認識して、購入に向けてアドレナリンチャージするぞー!
スペック:
9.5度
シャフト:フジクラ アトモス レッド 5
Sフレックス
(なんか、ジミ。)
ボール:スリクソン Zスター XV 2017年モデル
北米のテーラーメイド社のウエッブサイト地味めで、力入ってない感じ。このM4ドライバーの特徴もテキストで3つ書いてあるだけ。ここでは写真もつけときます。
ーツイストフェイス
フェイスのトゥ側のロフトが高く、ヒール側のロフトが低い。これによりサイドスピン量が安定して、ミスに強くなってるそうな。日本の宣伝でもこれが前面に押し出されてるけど、結局、これしかわかりやすく、目新しい技術ないのかしら?
ーハンマーヘッド スロット
フェイス後ろ側の凹みね。現在使用中の、2016年モデルのM2ドライバーにも入ってるし。
ーGEOCOUSTIC(ジオコースティックって読むのかな)
ソール側の凹みが、心地いい音と打感を生むんだとか。それに、この凹みでソール側の体積を減らし、余剰体積を、フェース側に利用することにより、67%もスイートスポットが広がったんだとか。これまでのM1、M2ドライバーも、スイートスポットが小さいっていうイメージなかったけど、もっとスンゲーくなったっていうことか?
データ:
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)
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ゴルフがないと仕事にやる気がでなーい。音楽がないと生活に彩りがなーい。
・・・結局、寝ても覚めても趣味ばかり。時間ができたら仕事しよっ。
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データ補足:ーおお、ローグドライバーより平均飛距離いいやん!打ってる時はローグドライバーの方がぶっ飛んでるイメージ持ってた。やっぱりデータって大事なのねー。
ーデータ上、ローグドライバーと比較して、M4ドライバーのほうが、左への横ブレが1ヤード多いけど、ローグドライバーは必死に左に行くのを抑えての結果。後述の通り、M4ドライバーはある程度の左右打ち分けが可能。
ーそれに、注目点はスイングスピード。ローグドライバー試打時の平均ヘッドスピードは、自分でも出来杉クンの46m/s越え。練習不足のアマチュアだから、隠しきれない調子の波+ちょっと風邪気味で、今回の平均ヘッドスピードは45m/s未満。なのに平均飛距離はローグ越え。どーしましょ?
ー最長キャリーは、250ヤード。ランを含めた最長トータル飛距離は、270ヤード。一発の飛びは、254/277のローグドライバーに軍配。
ーローグドライバーとM4ドライバーとの比較で感じた最大の違いは、方向性の「特性」。ローグドライバーは、右にプッシュ気味に打出しても、徹底的にオートマチックにベイビードロー傾向で、真ん中から左の狭い範囲に着弾。対してM4ドライバーは、左にも右にも打てるけど、たとえ「ヤッちまって」も大きく左右にブレることはなく、真ん中から左右の狭い範囲に着弾。宣伝盛んなツイストフェイステクノロジー効果?(
M3ドライバーはきっと、もっと左右に打ち分けやすいのかなー?)
ー打感は、これまでのMシリーズを踏襲した柔らか目。繰返しになるけど、現在エース使いしてる2016年M2ドライバーと比較しても、右にはフケることがなく、自信をもってフェードを打ちにいける(そんなに上手に打ち分ける実力ないけどぉ)。
ー標準シャフトのフジクラアトモスレッド5は初体験だけど、地味な見た目とは裏腹のブッ飛びシャフト。
ー並べるとこんな感じ。
(左:ローグドライバー、右:M4ドライバー)
並べてみると、やっぱしローグドライバーのエイリアンヘッドが気になるな・・・。
色んな角度から、見てみたけど、やっぱり肉眼じゃ、ツイストフェイスはわからないや。
今週のコンペに持っていくなら:
ー飛距離
テーラーメイドM4ドライバー ★★★★★
キャロウェイローグドライバー ★★★★☆
ー極めて個人的な方向性好み。
テーラーメイドM4ドライバー ★★★★★
キャロウェイローグドライバー ★★★
ー打感
テーラーメイドM4ドライバー ★★★★★
ーミスに対する許容性
テーラーメイドM4ドライバー ★★★★★
キャロウェイローグドライバー ★★★★★
ー価格
テーラーメイドM4ドライバー C$540
キャロウェイローグドライバー C$650
ーヘッド形状の好み
テーラーメイドM4ドライバー ★★★★★
キャロウェイローグドライバー ★★
ー使用中お気に入りシャフトをホーゼル交換なしで利用可。
テーラーメイドM4ドライバー ★★★★★
キャロウェイローグドライバー ☆
(なんか、ちゃんとした
ゴルフブログサイトっぽくて、気持ちわるっ。)
・・・って結局なにさ、どーかんがえても、僕にはM4じゃん。
試打後記:
RBZ 2.0 ドライバーの試打目的でショップを訪問した時には、ローグドライバーを薦められて、RBZ 2.0 ドライバーは記事にならず。今回は、G400ハイブリッドをメインに試打しに行ったけど、M4を薦められて、G400ハイブリッドは記事にならず・・・。新製品ラッシュが過ぎたら、地味に記事にしよっと。
気になったら 価格チェック:
お、もう入手できるのか?左が恐いとお嘆きの貴兄には、ローグよりも、絶対M4!
PS:
飛距離も、球筋も、価格も、全てのファクターで、「M4にしなさ~い」バイアスがギンギンに効いてる。しかしここで、ソールもカバーも、以前に書いた(記事は
こちら)、赤青イメージカラー問題勃発・・・