試打クラブについて:4月4日の記事(
こちらからどうぞ)で、
ミズノアイアンJPX900シリーズを紹介。元々このクラブに興味は持ったのは、記事にも書いた通り、最近のPGAツアーで
ミズノ契約プロが急増しており、多くの契約プロが
JPX900 Tourをバッグに入れているため。しかしポール・ケーシーは、
MP-25を使用しており、この
アイアンも気になってました。
ついでにプロ
ゴルファーを目指した事のある知人が、現在使用中の
アイアンが、この
MP-25。本ブログの話をすると
MP-25を取り上げるべきだ!と自分のクラブを持ち込んで来たこともあり。
マイケル・ニューマン動画より。
これは面白い。ティーチングプロのデータとアマチュアのデータで、それぞれのクラブ特徴や違いを更にフカボリできるか。ついでにティーチングプロと僕の実力差が、同じクラブの試打で、ガチンコで数値でわかる。これはデータ好きにはたまらい・・・。
ロフト30度
シャフト:KBSツアー C-Taper Lite 110S
シャフト:トゥルーテンパー DG-300
ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル。
スペックに関する詳細やデータは、通常あまり触れないようにしているが、前回のコブラドライバー同様に、情報が少ないでの簡単に比較と特徴。
動画から頂きました。左JPX900 Tour、右MP-25
フェイスの大きさは、ほぼ同様。
同じく動画より。左JPX900 Tour、右MP-25
どちらも薄め、小さめの
アイアンだが、トップラインはMP-25が若干厚い。
JPX900 TourとMP-25の写真は、逆じゃないのと疑問を持つ方も多いはず。僕の印象でも、また
ミズノのこれまでの商品ラインナップ上でも、JPXシリーズは許容性大の初~中級者向き、MPシリーズは操作性重視の中~上級者向きだったはず。JPX900 Tourの方が薄いのは意外。
どちらもミズノ得意のグレインフローフォージドだが、JPX900 Tourが軟鉄なのに対し、MP-25にはボロンが使用されている。しかもMP-25は3番~6番までが、中空構造。
う~、ますますJPXシリーズとMPシリーズの商品特性が逆に思える・・・。
データ:
(テス太は、明らかなミスヒットを除く、5球平均値。マイケルは6球平均値)
データ補足:ーMP-25は上がりずらい印象。
ーマイケルが
テストしたMP-25はロフト30度だが、JPX900 Tourは27度。このためJPX900 Tourの方が、最高到達点やバックスピンが比較的少ない。しかしロフト差の割には最高到達点差はわずか1ヤードなので、彼がロフト30度のJPX900 Tourを打てば、僕の
テスト同様にMP-25よりも高く上がると思われる。。
ー僕の最長キャリーはJPX900 Tourの168ヤード、トータル飛距離もJPX900 Tourで、185ヤード。
ーマイケルの最長キャリーは、JPX900 Tourの182ヤード、トータル飛距離もJPX900 Tourで、196ヤード。
ーMP-25はボロン+中空構造、JPX900 Tourは軟鉄だが、どちらも同じようなミズノ軟鉄打感。この辺りはミズノのコダワリでしょう。
ー球の上がり易さのせいかもしれないが、JPX900 Tourの方が構えた時に、安心感や安定感がある。
今週のコンペに持っていくなら:
ーMPシリーズの中でもフェイス小さめのMP-25は、見た目は手強いが、球の捕まり易さ度合いは、JPX900 Tourと同程度。この2本は打感も似ているため、冒頭に書いた通り、単に打ち比べただけでは、違いがわかりにくい。しかしデータで明確にわかる通り、距離も高さもJPX900のほうが上だし、見た目のスッキリ感も好み。データとってて良かった・・・。
試打後記:
現在はミズノのウエッブサイト上にないが、以前、MP-15というアイアンがあり、やはりボロンで中空構造。ミズノ打感でもう少し飛ぶクラブを探していた時に、試打しようとクラブを持ったが、フェイスが、八頭身モデル並みの小顔でツンデレ(実際に小さいフェイスサイズだったかは不明)、試打する前に「ムリ」。MP-25は同じコンセプトで顔の大きさが普通のすっきり美人となり、「お願いしまーす」。
ボールスピードや飛距離は当たり前に違うが、ティーチングプロとアマチュアの試打比較データは同じ傾向となった。あ~、良かった。それにしても、僕は、ティーチングプロの比べて、サイドスピンが多くて、バックスピンが少ない・・・どうすれば改善するのか教えて欲しい。お、そうだ、いっそ、このデータをイギリスに送って、マイケルに聞いてみるか?
気になったら価格チェック:
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