試打クラブについて:XRシリーズは赤青がイメージカラー。この赤青の色の組合せが、どうも・・・と思っている人、少なからずいるのでは?もちろん
キャロウエイはアメリカのメーカーなので、星条旗の赤青カラーは、ポリティカリーコレクトだし、様々なスポーツでチームUSAのユニフォームで使われてるし、きっとアメリカの消費者には全く違和感ないんだろうけど。
何故かはわからないけど、個人的な赤青イメージは、なーんかオモチャっぽいというか、偽物っぽいというか、子供っぽいというか、安直な組合せというか、重みがないというか、立体メガネっぽいというか、カスタネットっぽいというか、色鉛筆っぽいというか、TAMIYAっぽいというか・・・。
赤青に興味はなくても、ブッ飛びには、とっても興味があるので、XRシリーズのドライバーやアイアンは、ちょこちょこ試打してきた。特にアイアンは打ちやすく、やさしくブッ飛ぶ。それでもXRシリーズは、体幹の一番敏感な部分にビシビシ感じるトキメキがイマイチ。
赤青が目立つ・・・。
赤青が気になる・・・。
昔の名前で出てる"Steelhead"に、"Pro"の名前を付けたXRプロアイアン。きっと余程の自信作に違いない。ならばもう一度、赤青を試してみるしかない。
7番アイアン
黒が基調となり、赤青はごくわずかで、シャープなイメージに。
シャフト:トゥルーテンパー XP95 S300
ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル。
データ:
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値。)
データ補足:ー左右への打ち分けが簡単。引っ掛け気味やカット気味のミスヒットでも極端なフックやスライスになりにくい。
ープッ飛系でロフトが立っているせいか、よく転がる。その割には球はそれなりに上がる。実際の芝の上ではどうなるんだろ?
ー最長キャリーは、163ヤード、最長トータル飛距離は、174ヤード。
ー打感は今までのXRシリーズ同様に。複合素材のブッ飛び系はこんなもんかな。
ー飛びよりも、操作性の良さが印象に残る。
今週のコンペに持っていくなら:
ブッ飛びXRが「Pro」になり、飛距離よりも操作性が印象に残るという極めて正しい進化。・・・っていうことは、フツーのアイアンになったということで、XRっぽさは、赤青デザイン抑制同様に、影を潜めた。打ちやすいし、数字の上でも、よく出来たアイアンという事になるが、トガッたところがない・・・商品開発って難しいのね。
試打後記:
赤青は好きじゃないけど、XRらしさがなくなったXRには逆に不満。どーせならキャプテン・アメリカみたいな、レッドゾーンを振り切ったアメリカッコワリイ色彩のXRであれば、「よくやった!」と褒めたのに。ビジネスですから、褒められても、話題になっても、ちゃんと売れなければ無意味。お店でのXRプロの売れ行きは、まあまあみたいだから、中途半端でも商売上では成功なのかな。僕の感覚が勝手にずれてる?
この赤青感覚は僕だけかな。たとえロレックスのGMTマスターでも赤青には高級感は全く感じない、でしょ?
いま思いつく唯一カッチョ良くて、高級感と、憧れがある赤青はこれだけだな。
気になったら価格チェック:
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