試打クラブについて
いつものゴルフショップへの7月のヒミツ入荷時から、ピンG400シリーズのドライバー(記事は
こちら)、3W(記事は
こちら)、5W(記事は
こちら)、アイアン(記事は
こちら)と徹底的に試打して、G400シリーズの左右にブレない高性能に超感動しながらも、"G"シリーズにもかかわらず、飛距離一辺倒から、キッチリ方向性も創り出して来たピンのガッツに更に超感動。ついでにお高いお値段も超感動(これだけは、何とかシテクダサイ!)。
G400ドライバーは、捕まりやすいSF TEC, 直進番長のスタンダード、そして低スピン設計のLSTがある。前回7月の試打時には、SF TECとスタンダードのみが入荷されており、LSTの到着を待ち続けていたところ、ショップから「旦那、イイの入りましたぜ」とは言われていないが、待望の入荷連絡。は~い、すぐ行きまーす、昔のアニメ調に足グルグル回転で突っ走って、ショップへ。
しかし、ショップで実物に対面して、ピンG400シリーズの傾向は見極めちゃった事を思い起こして、ちっと興醒め。また超感動できる事なんかあるのかな~と疑心暗鬼&テンション低めに試打開始・・・。
スペック:
クラブ:ピン G400LSTドライバー
10度
シャフト:ピン アルタ CB
Sフレックス
(使いまわし写真のフェアウェイウッド用シャフト。色柄はドライバーシャフトといっしょ。)
ボール
スリクソン Z-Star XV 2016年モデル(はい、ずっと使いまわしです)
ピンG400ドライバーの試打や、購入を真剣検討中であれば、G400シリーズのドライバーロフトには、ちょっと注意。何故なら・・・
G400 SF TEC
ロフト:10度、12度
スイングウエイト:D1
G400スタンダード
ロフト:9度、10.5度
スイングウエイト:D3
G400 LST
ロフト:8.5度、10度
スイングウエイト:D4(重っ!)
・・・とロフト設定が異なるから。
LSTは文字通り、Low Spin Technologyの低スピンの上、ロフト角も少なくて、しかもスイングウエイトも重い。アマチュアゴルファーイジメの低、少、重の三重苦設計。打つ前にジムで3ヶ月筋トレしとかないとヤバそうだ。
左からスタンダード、SF TEC、LS TEC(この写真も使いまわしちゃった)
データ:
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)
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-ネットで査定してくれるらしい。世の中、何でもオンラインなのね-
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データ補足:ー左右にブレない優しいG400!と思ったら、大間違い。ボール上がらずにチーピン気味。そして開いて右スライス、次に力んで右プッシュ。データ上は平均して相殺されてしまうけど、コントロールできずに、左右に超バラバラ。G400の左右にブレないイメージガラガラ大崩壊。
ー見かねたショップ店員が、薦めて来たのが、Rフレックスシャフト。これがドンピシャ。問題はSシャフト以上を使い続けてきた、見栄との葛藤。このため、データ2種となった。
ー最長キャリーは、Sフレックスシャフトで打った240ヤード。最長トータル飛距離も、Sフレックスシャフトで打った、263ヤード。
テスト時の感覚:
ー・・・ずいまぜんでじだ、G400LSTは、Sフレックスシャフトでは打でまぜん・・・。
ー普通の感覚で、右に出してカッチョ良く、ドローボール!ってやっても、鉄砲玉よ。右にいったきり帰ってこねぇ。
ーRシャフトでも、他のG400シリーズの様な優しさはなし。いつかはじゃじゃ馬ならし、と思っている、気の強いタイプが好きな方にはオススメ。
今週のコンペに持っていくなら:
G400フェアウェイウッド試打の際にも、同じ色柄のピン アルタ CBシャフトを使用したが、誰もが戸惑うのが「シャフトフレックスの表示、何処?シール取れちゃったのか?」問題。フェアウエイウッド試打記事にも掲載したが、これがフレックスの表示。フレックスを探せ!
そうなのだ、シャフトフレックスの表示は、ちょっとや、そっとでは見つけられない。ましてや離れて見ている同じ組を回るメンバーには、ゼッタイわからない。・・・っていうことは、見栄っ張りアマチュアゴルファーの僕でもRシャフト選びやすいじゃん。流石、老舗メーカー、心遣いがニクイねぇ。
試打後記:
いや~、久々に打てないドライバーに出会って、思わぬところで、超感動。G400SF TEC、G400スタンダードは、7月中旬に入荷したのに、その後1ヶ月以上も、ピンG400LSTドライバーが入荷しなかった理由を、ショップ店員が「一般ゴルファーは殆は使わないから」と言ったのを、「上級者用っていう事だな」と頭のなかで勝手に意訳して軽く聞いていたが、試打で痛い目にあって意訳の間違いに気付いた。逆に考えると、これを最初に試打してなくて良かった・・・スイング不振底なし大深淵に落ち込んで、G400嫌いどころか、ゴルフ嫌いになるとこだった。
それに低、少、重のスペックを見て、このドライバーを打ちこなすには、ジムで3ヶ月の筋トレ必要と軽く考えたのも、また大間違い・・・少なくとも、虎の穴で1年以上の荒行が必須です。
気になったら 価格チェック:
PS
LST使いの見栄っ張りアマチュアゴルファーのために玉虫色シャフトにしたんじゃない事くらいわかります。今回シャフトをマジマジ見て、誰も気づいていないし、何処にも書いてない大発見しちゃった。
この派手なキラキラシャフト、なんとボールに向かって、ちゃんとアドレスする角度に構えると、キラキラが消え、黒く見えてボールに集中しやすい。スッゲー、これも超感動だ~。

アルタCBシャフト 普段の見え方。
アルタCBシャフト アドレス時の見え方。
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