試打クラブについて:
みんなでレストランへ行った時、注文をメニューから選ぶのは決して遅い方じゃないと思うけど、出てきた料理を見比べると、なーんか、他の人が頼んだ料理の方が、いつも美味しそうに見える・・・っていう事と同じかどうかはわからないけど、前々回キャロウェイ
ローグドライバー(記事は
こちら)試打直後には、ハートにドキューンとなり、前回
テーラーメイドM4ドライバー(記事は
こちら)試打直後には、
M4しかない!と確信してしまうから我ながら、
タチが悪い、 カワイイ。
しかも最近の
ドライバーは、カチャカチャでロフトやフェイス向きも変わるし、オモリの位置で飛行特性も変わっちゃうし、簡単に交換できるシャフト次第で、まるっきり違う
ドライバーに化けることもある。
こんなふうに色々なファクターで調整、改造できる最近の
ドライバーは、打ち方やフォームが安定しないアマチュア
ゴルファー(ハーイ、挙手いち)にとって、全く調整できなかった時代の
ドライバーとは比べ物にならない程、ストライクゾーンが広くなってるし、買い物失敗も少なくなってる(ハズ)。
しかし、年々高価になるドライバーだから、確信を持って購入したいし、前のドライバーの方が良かったな・・・とレストランで注文した料理を運ばれてきてから後悔するみたいなのは、ゼッタイに嫌だし。
で、やっぱり一番イイのは、現在使用中のお気に入りドライバーを持ち込み、全てのヘッドに同じシャフトを挿して比較するのが、吉野家 vs 松屋 vs すき家の牛丼対決の如く、わかりやすいし、後悔もない。これでキャロウェイ
ローグドライバーにすべきか、
テーラーメイドM4ドライバーにすべきかの、
ゴルフ界2018年のハムレット問題を解決だー!
スペック:
(ロフトを9.5度程に調整)
9.5度
フレックス6.0
僕が新古品で購入したハザーダスシャフトは、元々、キャロウェイエピックドライバー(記事は
こちら)に装着されていたシャフトで、可変ホーゼルを
テーラーメイド向けに交換したもの。北米では、2018年のキャロウェイ
ローグドライバーにも、同じハザーダスシャフトのオプションあり。
ボール:スリクソン Zスター XV 2017年モデル
データ:
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)
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ゴルフがないと仕事にやる気がでなーい。音楽がないと生活に彩りがなーい。
・・・結局、寝ても覚めても趣味ばかり。時間ができたら仕事しよっ。
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データ補足:ーやっぱり
ローグドライバーは、ヘッドスピードが上がる。北米のクラブスピードは、日本のメートル/秒(m/s)ではなく、マイル/時(MPH)で表すけど、アマチュアにとっては、100MPHがスイングが遅い早いかの端的な目安。
ローグドライバーは軒並み100MPH超えだけど、M4、
M2では一度も100MPHを超えることがなかった。
ー最長キャリーは、ローグドライバーの245ヤード。ランを含めた最長トータル飛距離も、ローグドライバーで、272ヤード。やっぱりチャンと当たるとローグドライバーはよく飛ぶよなー。
ー
テーラーメイドM4ドライバーと2016年M2ドライバーは、打感、感触が、やっぱりよく似てる。でも最大の違いは、捕まりやすさで、M4ドライバー記事でも書いた通り、M4は右向きに擦っても、アウトに振っても、大きくスライス、プッシュアウトすることはない。対して、2016年M2ドライバーは、M4に比較すると左右のミスには、ちょっとだけシビア(はい、いつも使ってるドライバーなので、この事は、コースで痛感済み)。でも一番使い慣れているドライバーなので、試打時にはしっかり左右方向性のコントロールはできたー。
ー構えるとこんな感じ
(左:テーラーメイドM4、右:テーラーメイドM2 2016年モデル)
今週のコンペに持っていくなら:
どれも同じような飛距離という結果となり、結局何がいいのさ・・・と自分でもわけわからなくなって、気分転換に、テーラーメイドM4 3W/15度と、M4 3WHL(ハイロフト)/16.5度の打ち比べ開始。
3Wの方がより遠くに飛んで、3WHLの方が高くあがる・・・とそのまんまの結果。1Wほどに、むっちゃ飛ぶという感覚はなく、どちらも直進性や、ボールが左右にブレづらいオートマチックさを重視した作りじゃないかな。またどちらのモデルも3Wとしては、誰にでも使いこなせる打ちやすさがある。特に3WHLは、ロフトがある分だけ、より打ちやすいから、狭いホールでも躊躇なく2打目でグリーンを狙えるぞ。
試打後記:
ま、ずっと気に入って使ってるから当然だけど、2016年M2ドライバーの良さに改めて愕然・・・としている所に、大学
ゴルフ部在籍、お店の若いバイトが登場。僕が2016年のM2ドライバーと、M4ドライバーを打ち比べているのを見て、持論展開開始。「M4ドライバーどうですか?僕は2016年のM2ドライバーの方がずっといいと思うな。2017年のM2は全然ダメだったから、M4はそれよりはいいけどね。でもやっぱり2016年のM2だよねー」・・・ま、僕の持ってるクラブをほめるという、彼としては精一杯のカスタマーサ―ビスのつもりだったかもしれないし、データでも感覚でもM2の良さには同感だけど、購入前のめり検討で試打してるお客に対峙してる
ゴルフショップ店員として、それでいーのか?
PS:
すぐに別のものに心揺れる、自称グラグラの実の能力者としては、またまたローグドライバーが気になりだして、試打データ再確認。ローグドライバーの場合、前回試打時も今回試打時も、圧倒的な最高キャリー/飛距離を叩き出した時、最高到達点は、他の飛距離と比較してダントツに高い。当然に聞こえるかもしれないけど、M2ドライバー、M4ドライバーはこれには当てはまらない。つまり、ローグドライバーは高く上げれば、もっと飛ぶっていうことじゃん!お、一時期盛んに推奨してた「ロフトアップ」再来だ。
しかし、ドローバイアスが強いのに、9度からロフトアップするとフェイス角が閉じて、更に引っ掛けやすくなる(反対に思われがちだけど、一般的にはロフト角アップ=フェイス角内向きです)。えっとだから、10.5度をちょっとだけ、ロフトダウンして10度位にしてみたら、今回の試打クラブよりもロフト角はアップして、フェイス角が開いて、引掛けにくくなる!やばーい、机上作戦カンペキ。またこのデータと仮定を元に、ローグドライバー打ちにいかなくちゃー。納得するまで何度でも試打するぜー。
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