試打クラブについて:北米でも、TV、雑誌で大々的に宣伝している
キャロウエイGBBエピックドライバーを試打。
昨年、PGA選手の間で大ブレイクしたテーラーメイドMシリーズが如く、今年はローリー・マキロイをはじめとした数多くの有名選手が
エピックドライバーを採用。先週、アーノルドパーマー招待で優勝したマーク・リーシュマンも、優勝直後のTVインタビューで、最大の勝因として、このドライバーを挙げるほど。
当然、最近気になるドライバーの1つ。二本柱のジェイルブレイク(脱獄)テクノロジーは、アマチュア
ゴルファーにも恩恵があるのか、代表的な北米シャフト3本で試打。
スペック:
日本と異なり、どちらのモデルも可変ホーゼル付き。
シャフトは3種類
Fujikura Pro - 60S
Mitsubishi Kurokage HBP - 60S
Mitsubishi Diamana Blue - 62S
ホーゼル部セッティングは、S=標準ロフト、N=標準ライ角
ボール
いつも使用している、スリクソン Z-Star XV 2016年モデル。
データ:
(明らかなミスヒットを除く、5球平均値)
データ補足:ーKurokage, Diamanaは、最初に打ったFujikuraに比べて手強く感じたため、無理にドロー回転を意識。結果として⑧サイドスピン大。
ーデータ上、Fujikuraが最も左右ブレが少ないが、実際は右にも左にも最も散らばった。結果的に、⑬横ブレは平均値ゼロです。
ー最長キャリーはDiamanaの237ヤード、最長トータル飛距離もDiamanaの256ヤード。
テスト時の感覚:
ーヘッド打感はやや固めだが、右に飛び出す雰囲気はなく、コントロールしやすい。予想よりも捕まりやすい。
ーシャフト別ではFujikuraは良くしなり捕まるイメージ。しかし、左に行く怖さも併せ持つ。Kurokageは他の2つよりも硬い打感。知っている中では、グラファイトデザインのTour BBに近い。 Diamanaは重量感があるが、最もバランス良く振りやすい。
ーもっと、ブッ飛ぶかと期待していたが、腕がついていってない・・・。
今週のコンペに持っていくなら:
Fujikuraの捕まりや、Diamanaの飛びは魅力。しかしコースでの使用なら、硬い打感は我慢して、安定性と飛距離のバランスが良いKurokage。
テスト後記:
最初のレポートのため、比較対象がなく、数値がわかりにくいので、更に補足。飛距離は現在使用中の2016年のテーラーメイドM2とほぼ同様だが、こっちの方が捕まりやすい。2年前の
キャロウエイ Big Bertha Alpha 816 Double Black Diamond ドライバー(恐らく史上最長の名称!)のイメージがあまり良くなかったので、今回でGBBエピックで、イメージV字回復。ジェイルブレイクっていうのは、ここ数年の
キャロウエイドライバーのネガティブイメージからの脱出っていう意味かも。
気になったら価格チェック:
スポンサーリンク