試打クラブについて:
色々なデータがあるが、プロの平均パーオン回数が18ホール中、14~16ホールであるのに対し、平均スコア90前後のアマチュアは、平均パーオン回数が18ホール中、3~5ホール。そこから寄せるウエッジの重要度は、プロよりもアマチュアの方が、むしろ大。わかっていても、ドライバーのように毎年性能が上がっているように思えないし、買い換えにもトキメキを覚えない。しかも、古く傷ついたウエッジや、茶色く錆びた方が、スピンが良く効くという人もいるし。
ウエッジを買い換え時期は?そもそも買い換えでアマチュアに恩恵はあるのか?
スペック:
56度 バウンス14
Fグラインド
シャフトは、DG-S200
(写真とはスペックが異なります)
ー新品ウエッジ、75ラウンド分を回った後のウエッジ、125ラウンド分を回った後のウエッジの3種類を打ち比べ。
ー真っ平らで、ピンまで100ヤードの距離から、ウエッジロボットがショット。
ー打ち出し角度、
バックスピン、着地から静止までの距離を計測。
データ:
ー使い込んだウエッジの方が、打ち出し角度が大きくなるのは意外な発見。
ーしかしたとえ、多少高く上がっても、やはり
バックスピンが効かないと止まらない。
データ補足:
ー56度でキャリー100ヤードなので、平均的なアマチュアよりもヘッドスピードやミート率が良いはず。(動画で見ると、
バックスピンで戻ってるし)
ー
テストに際し、
タイトリストでは、ウエッジ打面の摩耗度合いデータを既に持っており、75ラウンド後のウエッジ=数百回のバンカーショットを含む500回打った後のウエッジ、125ラウンド後のウエッジ=数百回のバンカーショットを含む1000回打った後のウエッジ、としている。
ーで、結局この
タイトリストの言うところの、75ラウンド分、125ラウンド分の摩耗は、そのままアマチュアに当てはまるのか?コースを回るよりも、はるかに練習場で打つ頻度が多いアマチュア
ゴルファー。月イチにラウンド、週イチに練習場に行くとして、ごちゃごちゃざっくり勝手に計算して、タイトリスト75ラウンド=アマチュアで1.5年分、タイトリスト125ラウンド=アマチュアで2.5年分・・・程度?。
ーデータから逆に考えると、75ラウンド分のデータにある100ヤードから打って、着地から静止まで5.5メートルは、僕の現在の平均的な数値に思える(データなし、極めて感覚的)。現在使用中の
ボーケイウエッジを買ったのが、約2年前、練習量多、う~ん。
ウエッジ買い換え時期は:
テスト動画中で、J・スピースは60度のウエッジは数試合毎、他のウエッジは2ヶ月毎に交換とコメントしている(スポンサーから提供されれば、それも問題ないでしょう・・・)。
漠然とした目安で、1.5~2年前ほど使用したウエッジを新品に買い換えると、45%短い距離で止まる・・・。ウエッジも2年を過ぎたら、買い替えの検討開始かな。
せめて75ラウンド分と125ラウンド分のウエッジ表面を動画で見せてくれれば、もっとわかりやすく参考になると思うのだが。
今のウエッジを新品に買い換えて、100ヤード打った時、45%短い距離で止まるようになっても、実際のコースで、100ヤードをどれだけ正確に打てるんだっけな・・・。本題とは無関係だが、何故、ウエッジロボットに、蜘蛛と蜘蛛の巣のイラストがあしらわれているんだろう・・・妙に考えさせられることの多いテスト動画。