データで見る、US仕様の最新ゴルフ用品

テーラーメイド M CGB アイアン。「ドライバーでいっぱいのバッグ」・・・は本当なのか、試打してレビュー。

MCGB1.jpg 
M_CGB_03.jpg 




試打クラブについて:
学校のクラスに、必ず数人はいる一人っ子。「自分勝手」とか、「甘やかされて育った」などと、全く本人の責任じゃない上に、いまさら直すこともできない事を責められる。ま、たとえ直す事ができたとしても、本人の努力では、ほとんど、どーしよーもないし。「いちごパックを一人で食べる」とか、「余ったケーキがなくならない」とか、「いつでも好きなテレビ番組を観られる」とか、「自分だけの部屋がある」とか・・・よく考えたら何にも悪いことしてないじゃん! はい、そういう僕も一人っ子でーす。


いつものように無理矢理ゴルフと繋げると、例えばテーラーメイドゴルフクラブ。まだまだバカ売れ中の、M1やM2は、北米では“Mシリーズ”と呼ばずに、“Mファミリー”として宣伝。
M_Family.jpg 
ね、キャップのロゴも”M”のロゴを使って”Family”と読ませてます。


これまで“Mファミリー”は、テーラーメイドM1およびM2のドライバー、ユーティリティ、アイアンの大家族を指していたけど、9月29日に新たに今回試打の、テーラーメイドM CGBアイアンが誕生。ここんところ新商品発表サイクルが妙に早いテーラーメイドだから、現在はアイアン新作だけでも、今回のテーラーメイド M CGB、以前紹介のP790(記事はこちら)、その長兄のP730。他にもP770、P750、M1、M2・・・7種類。
こんなに兄弟がいると、誰が誰だかわからなくならないのか?最新のM CGBアイアンは、これまでの“Mファミリー”アイアンと何が違うのか?北米のキャッチコピーは"A Bag of Full Drivers" (ドライバーでいっぱいのバッグ)は本当か?データ比較で、テーラーメイドM CGBアイアンの特徴をしっかり見極めよう!



スペック: 
クラブ:テーラーメイド M CGB アイアン
7番
M_CGB_01.jpg



シャフト:NSプロ 840 R (Sで打ちたかったけど、欠品中でした)
NSPRO_IRON.jpg



ボール
今回もまたスリクソン Zスター XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  



日本未発売商品(でしょ?)なので、いつもよりも多くスペックを紹介。北米テーラーメイドウエッブサイトで紹介されている特徴は10個。
2@3x.jpg
①タングステン製重りがついた、マイクロウエイト
②既にお馴染み、フェイス横にあるフェイススロットテクノロジー
③超低重心設計
④ホーゼルに溝がついた、360度フルーテットホーゼル(何か意味あるんだっけ?)
⑤大型で3Dのサウンドバッジ(M CGBって書いてある六角形のロゴ)
⑥360度アンダーカット(多分振り抜きが良くなる)
⑦最大の反発係数(CORって略されます)
⑧これもお馴染みソールに設けられたスピードポケット
⑨フェイスセンターを外しても大丈夫、ICT
⑩ダブルキャビティ設計

⑦、⑨以外は、外見上で確認できる技術設計だし、他クラブからの流用だから、あんまり新鮮さはないかな。このテーラーメイドM CGBの最たる特徴を表すキーワードは、CORとICT。

cgb-5@3x.jpg 
 
CORは、ドライバーで最近よく宣伝される反発係数の事。USGAの規定で、ドライバーの場合は、0.830がギリギリヤバイ。アイアンはドライバーに比べて反発係数が低くなるけど、テーラーメイド M CGBアイアンは、COR値をドライバー並に近づけるのが命題だったらしい。結果、このM CGBは、4番アイアンからPWまで、COR値が最低でも、0.810としている。
しっかし、急にアイアンでCOR値を提示されても、よくわからん。M2アイアンなんかは、“COR値が高い”って書いてあるだけだし。

もう一つのキーワード、ICTは、ドライバーに採用されてきたテーラーメイドの特許技術。ヘッドが大型になるに伴い、オフセンターヒットした際に、慣性モーメントでフェイスが左右上下に向いてしまうのを抑える技術。今回アイアンに応用したところが画期的・・・らしい。

つまり、いつもの通り、よく飛んで、高く飛んで、ミスヒットにつおーいゴルフクラブが出来上がったそうな。


短いプロモビデオ。



データ:
Data_MCGB_Iron.jpg
明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーおお、曲がらない・・・っていうか、どう打っても直進番長香車魂。5回の試打で、左右のブレ値は、0ヤード,1ヤード,4ヤード,2ヤード,2ヤード。凄すぎでしょ。
ーメーカーや機種によって、同じ番手でもロフト角が異なるので、データ補足資料として明記。
Spec_MCGB.jpg
後述するけど、元祖ブッ飛びM2アイアンほどの飛距離はない。7番アイアンでロフト角比較すると、M CGBアイアンが、29.5度なのに対し、M2アイアンは、28.5度と、M2アイアンの方がハッキリとブッ飛び目指した設計。
ーついでに、スイングウエイトも。M CGBアイアンはD0、M2アイアンはD2。M CGBはシャフト設定も、S、R、に加えて、カーボンシャフトも選べるようになっているので、標準シャフト設定からも、M CGBアイアンは、M2アイアンよりも、レクリエーショナルゴルファーとか、初級者、シニア向けっていうことがわかる。
ー最長キャリーは、162ヤード。最長トータル飛距離は、175ヤード。



テスト時の感覚:
ー分厚いヘッドの割には、非常にバランスがよく、ヘッドがよく走るイメージ。軽量のNSプロシャフトのせいかな?
ー最近のブッ飛び系アイアンを打つと、いつも思うことだけど、このM CGBアイアンも、ほんと打感がいい。軟鉄っぽい柔らかさがあって、ボールをフェースに包み込んで運ぶイメージが湧きやすいのに、ちゃんと弾いて飛んてく。スリットやカップフェイスの効果かな、よく進化してるなー。数年前のブッ飛び系アイアンの、硬くて角ばった感じの打感とは大違い。



今週のコンペに持っていくなら:
「ドライバーでいっぱいのバッグ・・・」のキャッチコピーのイメージで臨んだ試打だったけど、う~ん、飛ばない。もしかしたら、スイングが悪いのか・・・と自分が信じられなくなり、ネットでレビューを検索。同社の元祖ブッ飛びテーラーメイドM2アイアンとの比較が数多くあったけど、やっぱり、どこのレビューでも、M2よりは飛んでいない。

M2_MCGB_Data.jpg 
例えばこれ、Golfalot.comの、M2 vs M CGB(6番アイアン)打ち比べデータ。キャリー比較だと、M2が186ヤード、M CGBが178ヤード。は~、良かった、僕のスイングは間違ってなかったー。

M_MCGB_Sole.jpg
M CGBの方が明らかにブ厚くて、大型ヘッド。

このテーラーメイドM CGBは、ソコソコの飛距離+直進性+許容性という部分で、ピンG400アイアンとイメージクリソツ。ピンG400アイアンの記事では、M2アイアンと比較したけど(記事はこちら)、飛距離やボール高さも、M CGBアイアンとG400アイアンの特性は似ている。テーラーメイドのブッ飛びM1、M2アイアンよりも、飛距離は抑えて、その代わりに直進性と許容性を思いっきりアップさせたアイアンっていうことです。
今回のM CGBアイアンの開発責任者のトモ・バイステッド氏(アイアン製作シニアディレクター)は、インタビューの中で、「オフセットやトップラインの厚みなどを気にしない」「私の父のようなハンデ25辺りのゴルファー」をイメージしていると話している。なるほど、AWなんて、もう、とにかく、なりふり構わずにブ厚い。
M_CGB_A.jpg 
ユーティリティか?!



試打後記:
一人っ子ってみんなそうだと思うけど、大家族とか兄弟とかに憧れがあるんだよな。そんな潜在意識が、心と身体に影響するのか、夜にむき出しになるのか、気づいてみたら、うちの子供達は5人兄弟。お土産で一個だけもらった貴重な日本のお饅頭(カナダから発信中)を、まな板の上で五等分しようとする子供達の悪戦苦闘ぶりを、いちごパック独り占め父さんとしては、涙なしでは見られない・・・可笑しすぎて。



気になったら 価格チェック:
たとえ独り身でも、最新Mファミリーは、もう手に入れられる。

【限定商品】テーラーメイド M CGB アイアン[日本仕様]N.S.PRO840 スチールシャフト 6本セット(#5~#9,PW)

価格:97,200円
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感想(0件)

 



PS
CGBは、Centre of Gravity Backの略。このCGBの名称、10年ぐらい前に発売されていた テーラーメイドr7 CGBマックスアイアンっていうのがオリジナルらしい。また名機焼き直し、昔の名前で出ていますシリーズかぁ。
r7_CGB.jpg MCGB1.jpg
やっぱり似てるのね。



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キャロウェイ 2016年モデル ビッグバーサ アルファ816 DBD。松山モデルが品薄なら、その上級モデルが知りたくて、試打してレビュー。

Callaway816_BB_DBD.jpg 




試打クラブについて
今も宣伝中のキャロウェイ スチールヘッド フェアウエイウッド(記事はこちら)は、昔の名前で出ていますシリーズ。ゴルフクラブに限らず復活モノには必ず「あの名機」「あの名選手」「あの名車」「あの名セリフ」など、「あの名・・・」が、だいたいお決まりの枕詞。あとは、「伝説の・・・」とか、「幻の・・・」とか?ちっとばかり、この手の復活モノにはお腹いっぱい気味。


今回試打のキャロウェイ ビッグバーサシリーズも、2015年に復活したモデル。松山が現在使用中モデルは2016年モデルのキャロウェイ グレードビッグバーサ(記事はこちら)。何故か当地(カナダから発信中)では、まだ新品がバリバリ売れ残りクリアランスセール中だけど(こちらの記事の試打後記に、たまたま関連写真リンクあります)、日本では品薄で入手しづらくなってるとか。そんなら、グレートビッグバーサの上級モデル、キャロウェイ ビッグバーサ アルファ816 ダブルブラックダイヤモンド(名前長過ぎでしょ)があるじゃないか!もしかして更にいーんじゃないの!?・・・と思い立ったが吉日、今日もいつものショップでテスト開始。



スペック: 
クラブ:キャロウェイ ビッグバーサ アルファ816 ダブルブラックダイヤモンド 2016年モデル(一行に収まりきりません。)
10.5度
Callaway816_BB_DBD.jpg 


シャフト:アディーラ ローグ シルバー110MSI 60
フレックスS
Adila_Rogue_IO.jpg 


ボール
まだまだスリクソン Zスター XV 2016年モデル
Srixson_ZStar_2016.jpg  



データ:
Data_Callaway_DBD.jpg
明らかなミスヒットを除く、5球平均値)



データ補足:
ーう~ん、飛ばせない・・・っていうのが第一印象。データ上でも、以前に試打したグレートビッグバーサの平均キャリーが236ヤード、平均トータル飛距離が255ヤードであったのに対し、今回はそれぞれ223ヤード、244ヤード。この平均トータル飛距離、キャロウェイスチールヘッド3W(もっかい記事はこちら)と同じだし・・・。
ー後述するシャフトによるものだと思われるが、ヘッドスピードもあがってましぇーん。もう少し「フツー」のシャフトであれば、もっと飛ぶはず。



テスト時の感覚:
ー試打したビッグバーサα816DBDに標準搭載されているシャフトは、今回使用した標準シャフトのアルディラローグシルバー(赤なのか、銀なのかハッキリしろ―!)。これ、スピースをはじめ、一時期PGAツアーで大流行した名機(あえて「名」を使ってみましたー)。シルバー、ブラック、さらにシルバーIOなんていうのもあるけど、どれも僕には苦手シャフトです。スペック上は、69g,トルク3.4だけど、数値以上の硬さを感じる。
ーこのヘッドは、ミスに非常にキビシイ!っていうか、今のスイートスポットで打ったじゃんっていう打感でも伸びがイマイチ。打ち続けているうちに、5年間使った目打ちの先ぐらいの大きさの(感覚なので不明確・・・)、紀州梅干しの種の中の種(久々に喰いてー)みたいな、"超スイートスポット"があることがわかった。



今週のコンペに持っていくなら:
松山使用中のグレートビッグバーサと、今回試打したビッグバーサα816DBDのヘッド大きさ比較は下の写真の通り。
816_GBBDBD_Comparison.jpg 
(左:グレートビッグバーサ、右:ビッグバーサα816DBD)
個人的にビッグバーサα816DBDのヘッド形状の方が好きだから、これで練習を重ねて”超スイートスポット”に当てられるスイングを身につけるぞ・・・という前向きで殊勝な事なんかできないですぅ。実は2015年に復活したゴルフ史上最長ネームの、キャロウェイ グレートビッグバーサ アルファ815 ダブルブラックダイヤモンド ドライバーは、発売当初にネットの高評価だけみて買ったんだけど、ワンシーズンもたずに放出。今回のビッグバーサα816DBDも、米国ゴルフダイジェストで2016年ゴールド受賞してるし、米国WRXのギアテストでもトップ6位に入賞してる高評価ドライバー。やっぱり購入前には、ちゃ~んと、試打しないとわからないのだ。



試打後記:
いつものショップで試打終了後に、ショップ店員がニヤつきながら近づいてきた。う~、来やがった、もうこの時点でヤツが何をイイたいのか、よ~くわかった。妙に顔を近づけて「どーよ、そのクラブ?」。彼いわく、しっかり当たれば、とてもいい球筋になるが、スイートスポットが妙に小さい難しいドライバーなんだとか。ふん、既に打ちのめされたわい。わかってんなら、聞くな。



気になったら 価格チェック:
これで飛ばせて、フェアウエイを捕らえられれば、もう松山超え!

キャロウェイ(CALLAWAY) ▼■BIG BERTHA ALPHA 816ダブルダイヤモンド ドライバー (ロフト9.0度) カーボンシャフト BIG BERTHA【2015年モデル】 (Men's)

価格:29,899円
(2017/9/25 03:29時点)
感想(0件)

ゴルフもキンドルも、読みが大事です。



PS
・・・でも、伝説、幻、あの名機・・・系、ホントは大好きだけど、やっぱオリジナルでしょ。
今、乗ってるバイクは、1972年ホンダCB750。当時世界最速と言われた名車でナナハンライダー主人公、早川光の愛車。
750_Rider.jpg 
(僕のも同じ色で、キャンディゴールド。ステキな色名でしょ。)

あと、どーしても欲しい名車はやっぱり、風吹裕矢のこれだよな~
Lotus_Europe.jpg 
(やっぱり逆さ・・・わかる人だけで結構!)



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プロフィールと、このブログについて

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Author:USテス太
月イチプレイのアマチュアゴルファー
右利き 平均スコア90前後

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